Arizona Cardinals(アリゾナ・カーディナルス)

 2024-04-23 / 193 view

Arizona Cardinals ヘッドギア
アリゾナ・カーディナルス NFLのチーム

アリゾナ・カーディナルスは、アメリカのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)に在籍するチーム。所属は、NFLのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の西地区である。アリゾナ州フェニックス近郊にあるグレンデールに本拠地を置いている。スタジアムは、ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムである。
チーム創設は1898年であり、これはNFLをはじめ、現存しているプロアメリカンフットボールチームの中で、最も古い。つまり世界最古のアメフトチームがこのカーディナルスだ。
カーディナルスのチームカラーは、カーディナルレッド、白、黒である。チームロゴは、ショウジョウコウカンチョウの頭部分とチーム名〔ARIZONA CARDINALS〕の非常にシンプルなデザインになっている。チーム名の由来は、カーディナルと呼ばれるロゴで使用している鳥に由来しているわけではなく、当時に着ていたジャージがカーディナルレッドだったからという説が一般的である。
NFLとAFLが統合した現在のNFLでのスーパーボウル優勝経験はなく、統合以前の1925年と1947年の二度リーグチャンピオンに輝いたことがある。2008年に初のスーパーボウル出場を果たしたが、惜しくも敗れている。その後、2015年には地区優勝も果たしている。
そして現在、カーディナルスの正QB(クォーター・バック)としてチームを支えるベテラン選手がいる。それが『カーソン・パーマー』だ。
Arizona Cardinals カーソン・パーマー
Carson Palmer カーソン・パーマー ♯3 QB

カーソン・パーマーは、かつてベンガルスとレイダースでプレイしていた。そして33歳でキャリア10年目を迎えた2013年、彼はカーディナルスへやってきた。
2012年のカーディナルスは5勝11敗と大きく負け越し、最下位に終わった事から、即戦力での強化を強いられた。司令塔とも呼べるQBにベテランのパーマーを置くことでチームの強化の軸にしようという目的だったに違いない。
そして迎えた2013シーズン、パーマーは獲得パスヤードを4,274とし、十分すぎるほどの成績をカーディナルスにもたらす。パス成功率も63.3%と及第点とも言える結果を残し、カーディナルスの強化構想は功を奏した。チームはこのシーズン10勝6敗で2位の49ERSに1ゲーム差の3位と惜しくもプレーオフ進出を逃したが、それからのチームは上向くこととなる。
2014年、パーマーは怪我で思うように試合に出れない時期もあったが、出場した試合では結果を残しチームは地区2位になり2009年以来のプレイオフへ駒を進めた。ワイルドカードプレイオフで敗退してしまったが、チームが強くなってきている実感を皆が感じていた。
続く2015年、カーソン・パーマーは完全復帰する。シーズン全試合に出場し、パスヤード4,671を獲得と35歳を迎えたこのシーズンでキャリアハイの成績を残す。そしてこのシーズン、カーディナルスは2009年以来の西地区優勝を果たす。パーマー以外の活躍はもちろんあるが、彼の貢献による影響はとてつもなく大きいものであった。
Arizona Cardinals ユニフォーム
カーディナルス念願のスーパーボウル制覇へ

地区優勝で勝ち取ったプレイオフへの切符だが、惜しくもパンサーズにNFCチャンピオンシップで破れ念願のスーパーボウル進出を逃した。だが間違いなくスーパーボウル制覇に一歩近づいていた。
迎えた2016シーズン、前年優勝したこともあり期待されたチームは、残念ながら7勝8敗1分けで負け越すが、他チームとの成績の兼ね合いもあり2位で終える。しかしこの勝率ではワイルドカード進出すら叶わなかったが、本当に惜しいと思える試合も多かった事からまだ諦めてはいない。
そしてパーマーはまだまだ衰えていない。獲得パスヤードで彼はこのシーズン9位で終わるなど、貢献し続けている。この年、カーディナルスとの契約更新もしたが、パーマーもキャリアの終わりが近づいてるのは否めない。近年のカーディナルスの好調の象徴とも言える彼が現役のうちにスーパーボウル進出を果たし、そしてそれを制覇する姿が是非とも見たいものだ。

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