Highlander（ハイランダー）の歴史

Highlander（ハイランダー）社は、1985年にスコットランドのエジンバラ大学で博士号を取得したバラム・ゴルザリにより創業された。
ゴルザリは山を愛する登山家で、大学の登山クラブのリーダーを務めていた。当時このクラブにアウトドア製品を供給していた店の経営が思わしくなかったのを機に、その店を買い取りHighlanderと名付けた。
当時この店で扱っていた軍用品をベースにしたアウトドア製品は、一般向けにはその仕様や価格の点で相応しくなかったという。ゴルザリは、自分の山での経験を基に独自のアウトドア製品を作って販売し、その結果、より多く引き合いが来るようになった。さらに、Highlanderブランドの製品はイギリス全土の独立したアウトドア店や、軍用品取扱店を通して販売されていき、Highlanderのビジネスは軌道にのった。
その後もHighlanderは着実に業績を拡大し、全英の小売チェーンに販路を拡大する共に、ヨーロッパへの輸出も開始した。そして2005年には、2,000本以上にも拡大した製品ラインに対応するために、リビングストンの広い敷地に事業所を移した。
Highlanderは、ビジネス面での大きな評価も受けている。2012年開催されたロンドンオリンピックでは公式製品に採用された。また、2014年のグラスゴーで開催された英連邦スポーツ大会でも公式製品として採用されている。

高品質を誇るHighlanderのテーブルやチェア

Highlanderでは、豊富な種類のアウトドア用テーブルやチェアを販売している。その根底に流れる製品思想が「実用的で耐久性のある頑丈なつくり」という点だ。ここでは、テーブルとチェアをいくつか見ていこう。
「Compact Folding Table Double Silver」は、ダブルサイズの携帯用折り畳み式テーブルで、サイズが120cm×60cmと大きめなので、人数が多いチームや家族でのキャンプに向いている。
「Easy Fold Camping / Outdoor / Garden Table」は、アウトドアシーンと庭園での使用を企図した折り畳み式のテーブルだ。非常にコンパクトな構造になっており、セットアップも簡単である。
「Moray Folding Outdoor Steel Frame Camping Festival Garden Chair」は、折り畳み式のスチールフレームの椅子で、キャンプやガーデニングの際に重宝する。ひじ掛けとカップホルダーが付いており、屋外の催し物見物、また庭で寛いで座るときなどにも適している。カラーバリエーションも豊富だ。
Highlanderのテーブルやチェアは、創業者の「自身の山での経験を活かしてつくる」という精神をずっと引き継いでいる。どれをとっても、まず、「アウトドアで使いやすい」という一点で、確実に信頼できる製品だといえよう。

キャンプに有用なHighlanderのテーブルやチェア

アウトドアのアクティビティー、特にキャンプなどでは、テントを張りその横にテーブルを拡げその周りに椅子などグルっと置くと、雰囲気が一気に盛り上がる。テーブルやチェアはキャンプシーンに必須というわけではないが、あると非常に便利であり、なかったらないで困るアイテムでもある。キャンプ場所の真ん中のテーブルには、その周りに自然と仲間や家族や集まり、そこで皆が食事やドリンクを楽しみ、また会話も弾む。
ただ、キャンプで用いるということは、持ち運ぶことを考えねばならない。アウトドアで使うテーブルや椅子を選ぶ際には、「運搬するという前提でつくられているか」、また、「その携帯性・収納性とテーブルとしての機能のバランスがよいか」、という点をおさえなければならないだろう。
Highlanderのテーブルやチェアは、先述のとおり、創業者の精神が活かされているため、これらのポイントについて、まったく問題ない。加えて、折り畳み形式であっても、繰り返しの使用にも耐える堅実性も織り込み済みだ。
Highlanderは今でも創業者の親族による経営であり、数年前に創業者の2人の息子が経営に加わり、父親のそれまでの業績を引き継ぎ、事業を推進させている。Highlanderは、これからも多くのキャンパーに愛用されるアウトドア製品を開発・販売し続けていくことだろう。