出典：http://harley.balcom.jp/motorcycle

FXDBA、良くも悪くもハーレーらしい

ハーレーダビッドソンのラインナップは多岐にわたる。様々な魅力的なバイクがあるため、一体どのバイクにすればいいか迷ってる人も多いだろう。今回、ご紹介するのはハーレーダビッドソンのFXDBA DYNA STREETBOB LIMITED [ダイナストリートボブ]。多くのハーレーファンから支持を得ているこのバイクは一体どのような魅力的なバイクのか、詳しく紹介する。

ハーレーダビッドソンのFXDBA ストリートボブはハーレーダビッドソンが誇る多くのラインナップの中でも人気のバイクの一つだ。今回ご紹介するのは2013年に発売された2013年モデル。メーカー希望小売価格は198万円全長は約2.4メートル、全高が約1.3メーターあります。エンジンの総排気量は1584cc 。この頃から積極的に使われ始めたツインカム96エンジンの1584cc を搭載している。ダイナファミリーと言えば独特のエンジン音とエンジンから来る独特の鼓動を感じることができるのだが、それを実現したのがこのツインカム96エンジン。FXDB ストリートボブの2003年モデルはこのツインカム96エンジンをラバーに介すことによって、フレームにマウントしている。ちなみに、このような方式をラバーマウント方式というのだが、それを搭載したことで話題にもなった。

ダイナファミリーのバイクといえばスポーティな乗り心地というものが挙げられる。もちろんこのFXDBA ストリートボブもそこは抑えており、それに加えて走ってる最中の安全性を大幅に高めるABS を標準装備。カラーのラインナップはビックブルーパールとビビットブラックの2種類だ。

そんなFXDB ストリートボブを実際に買ったユーザーの方からはどのような印象が出るかというと、ハーレーダビッドソンのバイクという点で判断するならば悪い点はないという評価をしている。他のバイクからしてみると、価格が高かったり、走行性能が悪かったり、スピードは出にくかったりという点はあるのだが、ハーレーのファンからするとそれもまた持ち味の一つ。ハーレーダビッドソンがラインナップしている他の車種と比べると悪い点というものがこのFXDBA ダイナストリートボブには見当たらないため、弱点らしい弱点がない優れたバイクのようだ。



弱点らしい弱点が見当たらない

そんなFXDBA ダイナストリートボブだが今回ご紹介した2013年式のほかにも、別の年式のバイクは存在しており、それらは全て中古市場に流通している。最も流通しているのは今回ご紹介した2013年モデルだ。安くて120万円、高くて180万円ほどで販売されており、走行距離が少なかったり、程度が良いものになってくるとほぼ原価に近いレベルになる。これも人気の車種だからこそと言える現象だ。

また、2012年モデルというのは中古市場でもあまり出回っていないため、2013年式の方が新しいにもかかわらず2012年式の方が高くなってしまうという現象も起こっている。2013年式も運がよければ110万円から120万円で買えるケースというのもあるのだが、程度が悪くメンテナンスなどが必要な状態や傷などが多いケースが多いため注意が必要となる。

ハーレーダビッドソンのFXDBA ダイナストリートボブはハーレーダビッドソンのファンからしてみると、弱点らしい弱点が見当たらない稀有なバイク。他のバイクに比べると劣る点というものがいくつか存在するのだが、ハーレーファンからするとそれもまた味の一つとして捉えるため、ハーレーダビッドソンのなかでも優秀な位置づけとなるのがこのFXDBA ダイナストリートボブだ。