出典：http://www.virginharley.com/impre/impre2010-fxdwg/

ハーレーダビッドソンのラインナップは多岐にわたるため、どの車種にすればいいかわからないという人も多いと思いだろう。ハーレーダビッドソンのダイナシリーズといえば有名なシリーズのためこの中から一つ選びたいと思ってる人も数多くいる。そんな中、今でもシリーズが続くFXDWG ダイナ WIDE GLIDE [ワイドグライド]。これを検討している人も少なくない。FXDWG ダイナワイドグライドについて紹介する。



今回ご紹介するFXDWG ダイナワイドグライドは2016年モデル。FXDWG ダイナワイドグライドは長い間から続くシリーズだが、その最新モデルが2015年の9月に発売された。総排気量は1584cc、全長は2.4メーターほどである。長い歴史を持つFXDWG ダイナワイドグライドの最新モデルのエンジンは1584ccのエアクルードツインカム96エンジンを搭載。

このエンジンによって力強いエンジン音とそのパワフルさというものを実現した。まさにハーレーらしい最新のモデルと言えるだろう。そのかっこよさを際立たせるロングホールと21インチのレースホイールは非常に繊細で魅力的。また、ハーレーダビッドソンの車種でおなじみの燃料タンクのペイントも熟練の技術が見て取れる。ダイナワイドグライドシリーズのおなじみのデザインというものも受け継ぎながら進化させており、具体的には21インチのスポークホイールをまたいだワイドなフォーク。そこからのトミーガンエキゾースト、そしてブラックワイヤーシーシーバーとしっかりとFXDWG シリーズの哲学が引き継がれている。車体色も多く用意されており、デフォルトの基準色となるチャコールパールフレイム以外にも全5色を展開した。



そんなFXDWG ダイナワイドグライドを実際に買った人たちの生の声としてまず第1にあげられるのは、デザインが最高にかっこいいということ。昔から今に受け継がれるハーレーのデザインそのかっこよさを全て凝縮したと言っても過言ではないFXDWG ダイナワイドグライド。この圧倒的なかっこよさは文句のつけようがない。しかし、不満点があるのも確かだ。ハーレーダビッドソンのシリーズといえば、そのカスタム性が非常にいいとされていますが、あまりにも完成されすぎたデザインである2016年式のFXDWG ダイナワイドグライドはカスタム性があまり良くないと言われている。ハーレーといえば、その拡張性、カスタムのしやすさというものが挙げられるが、それがなかなかしにくいというのは確かに弱点なのかもしれない。しかし、それに有り余るほどの完成度の高さ。ノンカスタムでも楽しめる仕上がりとなっている。



そんなFXDWG ダイナワイドグライドの2016年式は発売された2015年9月当時には200万円で販売されている。それが現在中古で買うとなった場合170万円ほどの金額はかかるだろう。どんなに安くても130万円ほど。130万円の2016年式は傷物であったり不具合が発生していたりと買ってすぐ乗れる状態ではないことが多いため、注意が必要だ。買ってすぐ乗れる状態のものは、170万以上はすると言っても過言ではない。流通量も多く、非常に人気な車種のため手放すオーナーが少なく、中古市場にあまり出回らない状況のため、このFX DWG ダイナワイドグライドの2016年式を買うとなった場合は新車か中古でも170万以上というものを覚悟しなければならない。

ハーレーダビッドソンが世に送り出すFXDWG ダイナワイドグライドの2016年モデル。これは脈々と受け継がれたそのシリーズの良さというものを徹底的に研究し昇華させた非常に素晴らしいモデルだ。