AIR JORDAN 1 RETRO HIGH SHATTERED BACKBOARD(555088-005)
2024-12-06 / 2203 view
エアジョーダン1 ”Shattered Backboard ”のデビュー
2015年の6月、エアジョーダン1 ”Shattered Backboard ”が日の目を見たとき、多くの者が思わず息をのんだという。美しいオフホワイトに彩られ、レザーをベースに折り重なったような斬新なデザインが特徴だ。
エアジョーダン1 ”Shattered Backboard ”の軌跡
マイケル・ジョーダンがかますダンクシュートで実際にバックボードを粉々に破壊した、イタリアでのエキシビジョンマッチにインスパイアされたそのシューズのカラーは、1985年のその夏、ジョーダンが着ていたオレンジと黒のユニフォームの色が由来となっている。そして今年、新たなモデルであるエアジョーダン1 レトロ HIGH OG ”Shattered Backboard Away”が10月にリリースされたのだ。
エアジョーダン1は何十年にもわたり流行し、人々から称賛され、すでにスニーカーの世界でその地位を固めている。これに続き、以前大ヒットした”Shatterd Backboard”に新たなカラーウェイをほどこしたのが今回のエアジョーダン1 レトロ HIGH OG ”Shattered Backboard Away”なのだ。
斬新なデザイン
その名が示すように”Shattered Backboard”は、1985年の8月にイタリア、トリエステでのナイキ主催のエキシビジョンマッチで、マイケル・ジョーダンが文字どおりバックボードを「粉砕した=”Shattered”」歴史的瞬間を彷彿とさせる。また、“Shattered Backboard”シリーズの最新版であるエアジョーダン1 レトロ HIGH OG ”Shattered Backboard Away”は、エアジョーダン1とエアジョーダンXXXIs両方の要素をも合わせ持っているのだ。
エアジョーダン1 レトロ HIGH OG ”Shattered Backboard Away”は以前の”Shattered Backboard”シリーズと比較すると配色がわずかに変更されているが、実質は大々的にカラーやデザインが変わったわけではない。黒色で描かれた部分がいくつか、オレンジ色に反転するデザインとなっているのだ。たとえば、黒のオーバーレイはオレンジに変更され、オレンジだったつま先の甲の部位は白のレザーに取ってかわったのである。さらに、エアジョーダンXXXIsの特色もモチーフとしており、上部に見られるオレンジと黒を基調としたデザインがその特徴といえよう。
もうすこし詳しく見てみよう。オレンジで彩られた部位はオーバーレイにとどまらず、つま先の先端、それからアウトソールにまでいたる。つぎに、つま先の甲、両側面、ミッドソールにかけてホワイトカラーとなっている。インソールのデザインはまた、粉々になったバックボードの破片やバスケットボールのリング、ネットを意識したものとなっている。そしてなんといっても、ナイキのトレードマークである黒のスウッシュ(Swoosh)と足首まわりに描かれたウィング(Wing)は、ナイキのエアジョーダンシリーズがトップを走りつづけてきたあかしであると、人々の目にはそう映るはずだ。
素材に関しては言うまでもなく、従来のエアジョーダンと同様、高品質のレザーを使用している。これまで数多くのファンをエキサイトさせきたジョーダンシリーズ。今回の、ジョーダンに限りないオマージュを示すクールで斬新なデザインのエアジョーダン1 レトロ HIGH OG ”Shattered Backboard Away”も、日本におけるファンを熱狂の渦に巻きこみ、大ヒットを引き起こすのは間違いない。
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