AIR MAX LD-ZERO H (848624-410)
2024-09-25 / 353 view
AIR MAXが日本のカリスマとコラボレーション
AIR MAX LD-ZERO Hは日本のデザイナーでありミュージシャンである藤原ヒロシとのコラボレーション作品だ。
藤原ヒロシといえば日本のストリート文化を語る上で欠かせない存在だ。裏原ブームの火付け役となったGOOD ENOUGHのデザイナーを務め、有名ブランドとのコラボレーションを数々行っている世界が注目するデザイナーだ。今回AIR MAXとコラボレーションすることになった藤原氏だが、実は彼はNIKEから独自のブランドも立ち上げているのだ。彼が立ち上げているブランドはHTM。HTMの設立者はエアマックスの生みの親ティンカー・ハットフィールド、NIKEのCEOマック・パーカー、そして藤原ヒロシ。HTMという名前は3人の頭文字をとったのだ。彼らが共同で製作するスニーカーはプレミアムであることは言うまでもない。
しかし2016年に3人はAIR MAX DAYを祝うために別々でスニーカーを製作することにしたのだ。つまりHTMがバラバラになり、それぞれの個性を表すことにしたのである。藤原ヒロシが製作したのがAIR MAX LD-ZERO Hだ。
藤原ヒロシが長年作りたかったスニーカー
今回藤原氏が手掛けることにしたのはLD-ZERO。実はLD-ZEROは藤原氏がNIKEで働く以前からのお気に入りのスニーカーだったそうだ。彼が最初にNIKEと仕事をしたのが1996年のことだ。その際にどの靴を行いたいかと尋ねられた藤原氏はLD-ZEROの名前を挙げたということだ。
しかし当時はAIR MAX全盛期の時代でヴィンテージ作品を復刻するというアイデアはなかった。むしろ新たなAIR MAXの制作を優先させられたため、彼の願いが叶うことはなかった。それからなんと20年の時を超えた2016年、藤原氏の当初から持ち続けたLD-ZEROをモデルとしたスニーカーを製作するという願いが叶ったのだ。
クラシックとテクノロジーの融合
スニーカーづくりに並々ならぬ思いを持ち続けた藤原氏が手がけた今作を表現するならば「クラシックとテクノロジーの融合」だ。藤原氏が今作の制作を行うときに、偶然目にしたのがLD-1000の先行品NIKE BOSTONだ。彼はこのBOSTONのアッパーにAIR MAX2014のソールを組み合わせた。そして完成したのがクラシックとテクノロジーが融合したAIR MAX ID-ZERO H。
ネイビーを基調としてホワイトでポイントづけられたカラーリングは全体を洗練された印象に仕上げている。さらにヒールには上質なスエードが使用されているのも特徴だ。豪華な仕上がりとなっているが、70年代のスニーカーのようなシンプルな美しさもある。スニーカーの原点ともいえる素朴さを残しつつも、現代風にアレンジされたのがAIR MAX ID-ZERO Hだ。
今作はストリートスタイルにはもちろん、スポーティー、そしてジャケットスタイルにも確実に合うだろう。
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