air yeezy 1(366164-002)
2024-09-24 / 491 view
一大センセーションを巻き起こした一足
アーティスト、ファッションアイコンとして全世界から動向が注目されているカニエ・ウェスト。そんな彼がナイキと共同開発したコラボレーションモデル「AIR YEEZY 1(エアイージー1)」は、2009年の限定発売から瞬く間に完売し、今やプレミア価格で取引されている超レアモデルだ。black/pink、tan、zen grayの三色が展開されているが、そのいずれもが極めて入手困難なコレクションアイテムとなっている。
2016年9月にはカニエ本人が個人的に所有されていたAIR YEEZY 1のプロモーションサンプルがオークションサイトに出品されたことで大きな注目を集めた。もちろんこれはレア中のレアであるが、一般に販売された全カラーもかなりの高値で取引されている。
すでにカニエはナイキとの契約を終了しているだけでなく、ナイキと揉めているとも取り沙汰されるだけに、再度のコラボレーションは難しそうだ。このことも本モデルや後継モデルであるAIR YEEZY 2のプレミア性を一層高めている。アメリカではAIR YEEZYの復刻を求める署名運動まで始まっているものの、果たしてそれが実を結ぶか否かは、まさに神に祈るしかないのかもしれない。
話題性だけではない高性能
本モデルはなにもただセンセーションだけでプレミアが付いているだけではない。1987年に発表された知る人ぞ知るナイキの名作「エアアサルト」をベースに、カニエの感性によってフルチューニングを施した本モデルは、一点の曇もない完成度を誇る逸品に仕上がっている。
AIR YEEZY 1の特徴とも言えるアッパーのレザーには、エナメルのサポートストラップが加えられ、見た目だけでなく堅牢性の向上にも一役買っている。さらにアウトソールは蓄光素材、トゥ部にはYの刻印が施されるなど、カニエの並々ならぬこだわりを随所に感じるモデルだ。
カニエが開発に携わったことにより、ナイキの持つテクノロジーに彼の唯一無二な感性が融合し、高いファッション性(芸術性とすら言えるかもしれない)とフットギアとしての機能性が高度に両立されている。AIR YEEZY 1を足元にコーディネートすれば、スニーカーヘッズとして、そしてファッショニスタとしてもさらなる高みに手が届く、そんな期待を感じさせてくれる。
フェイク品にご注意
激レアなモデルだけに、再三触れたとおり現在は定価の数倍という高値で取引されている。オークションサイトなどで見つけた折には、その場で焦って注文してしまいそうなところだが、ことAIR YEEZYシリーズの購入には少々慎重になる必要がある。
プレミアムなブランド品の宿命とも言える問題だが、AIR YEEZYには非常に偽物が多い。しかもサイト上の画像ではひと目でわからないような精巧なものが出回っているのだ。大量に出回っているフェイク品の被害に合わないためには、しっかりと出品者の情報を見て、本当に信頼できる相手からのみ購入を考えることをおすすめしたい。
その注意さえ怠らなければ、AIR YEEZY 1(366164-002)はその取引価格に見合うだけの存在感で所有欲を満たしてくれるはずだ。
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