roshe ld -1000 × fragment design (717121-401)

 2024-12-07 / 309 view

roshe ld -1000 × fragment design
今や定番!藤原ヒロシとナイキのコラボ

世界最大のスポーツブランド、ナイキに影響力を持つ数少ない日本人の一人がファッションデザインから音楽まで幅広く手掛ける伝説的アーティスト、藤原ヒロシだ。彼の率いるデザイン集団「フラグメントデザイン」は、ナイキを始めとした数多くのブランドとコラボ商品を世に送り出し、日本のストリートシーンを牽引し続けている。藤原ヒロシは、「A BATHING APE」を立ち上げたNIGO®や、「UNDERCOVER」を立ち上げた高橋盾らとともに、   裏原宿ブームの火付け役となり、日本にスニーカーカルチャーを根付かせた人物としても有名。

現在は、銀座ソニービルの地下三階に、「ザ・パーキング銀座」を出店し、その名の通り駐車場をイメージした独特の世界観で国内外から大きな注目を集めている。その藤原ヒロシ率いるフラグメントデザインとナイキのコラボしたスニーカーの一つが、「フラグメントデザイン×ナイキ ロシェLD1000」だ。ベースとなったのは、1976年に開発されたランニングシューズ「LD1000」と「ナイキ ロシェ ラン」という新旧二つのモデルだ。

roshe ld -1000 × fragment design 画像

フラグメントデザインの腕が光るデザイン

最新のテクノロジーと古き良きシンプルなデザインを融合させるのが得意なフラグメントデザインらしく、二つのスニーカーの良さを併せ持つ今作。LD1000から流用されたアッパー部は、スウェードとナイロンメッシュからなるベーシックなデザインで、定番のシルエットと言える。

また、サイドに配置されたナイキのスウォッシュは1970年代に用いられた幅の広いタイプで、トラディショナルな印象を与える。ミッドソールとインソールは、ロシェのものが用いられ、長時間歩いたり走ったりしても疲れることのないクッション性と軽さを提供する。特に、ミッドソールには、商品コードと「FRAGMENT DESIGN」の文字が小さく刻印されており、控えめなブランドの主張がなされている。

また、インソールにも同様の刻印が入る。シュータンは、オフホワイトのレトロな素材で構成され、トップに縫い付けられたナイキのタグも絶妙なバランスで全体をまとめている。




履きつぶせる機能性とデザインの両立


「フラグメントデザイン×ナイキ ロシェLD1000」は、3色が展開され、どれもレトロなイメージの配色となっている。ネイビー/ホワイトは定番ともいえるネイビーのボディーと白のスウォッシュとソールからなり、どんなコーディネートにも合う汎用性の高いデザインとなっている。ブルー/イエローは、青と黄色の対比が鮮やかかつ爽やかなデザインで、ストリートでも目を引きそうだ。

イエロー/オレンジは、3種類の中で、唯一同系色でまとめられたものだが、非常に明るい配色はポップなイメージを喚起させる。ハイテクスニーカーとローテクスニーカーは、あまりにデザインの指向性が異なるために中々交わることはないが、フラグメントデザインはこの両者の融合を完ぺきにやってのけたと言えるだろう。奇麗めなファッションにも使える機能的なスニーカーの代表格として今後も、スニーカーヘッズだけでなくファッショニスタ全体で重宝される一足であることは間違いない。


 

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