nike × clot lunar force 1 fuse (717303-064)
2024-11-15 / 293 view
香港発のクリエイター集団「CLOT」
ストリートファッションシーンを長年牽引してきたのは、言うまでもなくアメリカのブランドやデザイナーだった。しかし、1990年代の日本で起きた裏原宿ブームとそれに伴う藤原ヒロシやNIGO®といった著名なデザイナーの台頭により、アジア発のクリエイター集団が世界で存在感を持ち始めている。
エディソン・チャンとケヴィン・プンが率いる香港を拠点として活動する「CLOT」も、アジア発のクリエイター集団の一つだ。自らのブランドの名を関したアパレルだけでなく、アディダスやナイキといった有名スポーツブランドとのコラボレーションでも話題となっている。
そのCLOTの10周年アニバーサリーモデルとして登場した一足が「ナイキ×CLOT ルナフォース1 フューズ」だ。ベースとなった「ルナフォース1 フューズ」は、今や定番となった「エアフォース1」のシルエットを継承しつつ、様々な高機能素材を圧着し継ぎ目のないアッパーを構築。かつてないフィット感を実現した。ソールには、軽さと耐久性に優れたルナロンクッショニングを搭載し、エアフォース1と比較して大幅な軽量化を実現した一足だ。
ハイテクスニーカーをレトロテイストにアレンジ
「ナイキ×CLOT ルナフォース1 フューズ」の最大の特徴は、左右で色の異なるスウォッシュだろう。右足はレッド、左足はブルーで、光沢のあるジェル素材を使用して絶妙な存在感を放っている。実は、このジェルスウォッシュ、ナイキの歴史の中でも短期間しか用いられたことのないレアなパターンだ。スウォッシュのサイズは、本来のルナフォース1よりも小さく、左右非対称のクレイジーパターンでも派手さを感じさせない。
インソールもスウォッシュに合わせて左右で異なる色を採用している。ボディ全体はグレーで統一されているものの、メッシュとスウェードという異素材の組み合わせによりモノトーン感は薄い。アウトソールは、レトロさ満載のガムラバーが搭載され、アクセントになっている。シュータンには、CLOTのロゴとルナフォース1の文字が刺繍されている。また、ヒール部にはCLOTのロゴと10周年を表す「10」と組み合わせた粋なシンボルが描かれている。
人気急上昇のCLOTコラボスニーカー
CLOTの主催者の一人であるエディソン・チャンは、香港のスター俳優としても活躍しており、CLOTのプロダクトには彼のファッションセンスが存分に落とし込まれている。実際、CLOTとのコラボスニーカーがアメリカのファーストレディー、ミシェル夫人によって着用されていたことから人気に火がついた。
2012年から始まったCLOTとナイキのコラボは、今まで、エアマックス90やコートクラシックなどのモデルで実現してきたが、今回のコラボは最も機能性とデザインのバランスのとれた一足だろう。左右で色違いのロゴは、ストリートで目を引くこと請け合いだ。発売時には、「CLOT ALUMNI」と書かれた本をイメージした箱に入っており、開封時に気分が高まることは間違いない。さらにシューズバッグも付属していたことからCLOTの10周年を祝うにふさわしいモデルに仕上がっている。
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