San Diego Chargers(サンディエゴ・チャージャース)

 2024-04-15 / 212 view

San Diego Chargers
太陽と海に抱かれたアメリカ最南端のチーム

米国カリフォルニア州最南端の地、サンディエゴに本拠地を置くサンディエゴ・チャージャース。1960年に世界的ホテルグループ、ヒルトンホテルの当時会長だったバロン・ヒルトンによって創設された。その後、1970年台後半に「パス攻撃の革命家」と称されるヘッドコーチ、ドン・コリエルの手腕により、NFL史上有数の得点力を誇るパスプレーを確立したが、チーム黄金時代と言われる1980年前半に至るまでスーパーボウル出場を果たせずにいた。しかし1994年のシーズンにて、圧倒的な不利と言われながらも強豪スティーラーズを下し、見事チーム悲願のスーパーボウル初出場を勝ち取った。チーム本拠地のサンディエゴは、言わずと知れたアメリカ有数の観光地であり、また過去3回スーパーボウルの舞台となった地でもある。チャージャースのチーム名にある「チャージ」は「補給」ではなく「突撃」という意味だ。これは当時のフットボールの試合で観客が音楽に合わせて叫んでいた掛け声を元に命名されたものだ。幾度か目覚ましい成績を残しており、今後もその名に違わぬ突撃力のあるプレーが期待される。
San Diego Chargers
過去にはリーグ最優秀賞選手も在籍


サンディエゴ・チャージャースには、2006年にリーグ最優秀賞選手に選ばれた名ランニングバック、ラダニアン・トムリンソンも在籍していた。彼はこのほか、デビューから引退の2012年までのキャリア通算ランがリーグ歴代5位、キャリア通算タッチダウン歴代3位など、NFLの歴史の残る選手として知られている。NFLデビューの2001年から2010年にニューヨーク・ジェッツと契約に至るまでの間、怪我が心配されて欠場した2004年最終戦以外は全試合に先発出場を果たすという、まさにチャージャースの中核を担う選手として注目を集めてきた。彼は通算ランとタッチダウン数でもわかるように、何と言っても「走り・決める」選手だ。そのキャリアでは145のタッチダウン、13685ヤードのランと、チームの成績が振るわない中でもひときわ輝くスーパープレイでファンを魅了し続けた。残念ながらそのプレーは再び見ることができないものの、彼の輝かしい功績はチャージャースの中で、そしてNFLの歴史の中で生き続けるはずだ。
San Diego Chargers

今後の躍進に期待

スーパーボウルには第29回に出場しているものの、優勝経験自体は未だ無く、チームの成績は今一歩といったところ。2016年は惜しくもレイダーズに逆転負けを喫し、2年連続の負け越しとなってしまった。ただ過去何度も目覚ましい成績を上げてはいるため、今後の活躍にさらなる期待が高まる。また現在チームはサンディエゴからロサンゼルスへのスタジアム移転の問題に揺れており、成績だけでなくチーム運営の面でも動向が注目されている。チームには現在リーグ最多インターセプト数を記録しているコーナバック、ケイシー・ヘイワードも在籍しているなど、実力や選手の質自体は決して低くはない。今後の選手育成、戦略、そしてチーム運営など、来年以降の躍進に向けた大切づくりに期待をしたいところだ。

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