Houston Astros (ヒューストン・アストロズ)

 2019-03-15 / 121 view

Houston Astros
名投手の時代、強打者の時代


ヒューストン・アストロズは、テキサス州に本拠地を置き、NASAがその地にあることから名づけられた球団である。設立当時の1962年にはチーム名はコルト45‘s、ナショナルリーグ所属だったが、1965年に改称し、2013年からアメリカンリーグに移動している。

世界初のドーム球場、アストロドームを本拠地としていたことでも有名だが、成績面では70年代半ばまで負け越すシーズンが続いた。その後、投手力と機動力を活かして1980年に初の地区優勝を果たしている。

その後、ノーラン・ライアンをはじめとする名投手の活躍により、1986年には再び地区優勝を飾る。90年代には通称「キラーB’s」と呼ばれた強打者3人を擁し、地区を3連覇する好成績を収めるものの、リーグ優勝に届かない時期が続くことになる。

初のリーグチャンピオンに輝いたのは、ロジャー・クレメンスなど、やはり名投手を揃えた2005年のことだった。この年、ワールドシリーズでは敗れたものの、いずれも接戦に持ち込んでいる。

その後、主力選手たちの引退や移籍により、チームは弱体化する。2011年からは3年連続で敗戦数3桁に達するなど、苦戦が続いていたが、若手の成長が著しく、2015年シーズンには、その年の世界一、ロイヤルズを後一歩まで追い詰めた。

 
ホセ・アルトゥーベ

若いチームを引っ張る「ダビデ」


現在のアストロズを代表する選手と言えば、ホセ・アルトゥーベだろう。ベネズエラ出身の26歳は、2006年にアストロズと契約、2011年にメジャーデビューを果たすと、翌2012年には前半を3割超えの打率で折り返し、アストロズから唯一オールスターゲームに選出された。2014年には本格的にブレイク。首位打者と盗塁王、最多安打の三冠に輝き、若手選手が多いチームの牽引役となったのである。

さらに2015年、2016年シーズンでも3割を超える打率を維持、年間200本安打も3年連続とすると、本塁打も24本まで伸ばして、MLBを代表する打者の1人に数えられるようになっている。

アルトゥーベの特徴と言えば、やはりMLBで最も身長が低いことが話題になることが多い。170cmに満たないアルトゥーベと、MLB最長身投手の210cmラウシュ(ニューヨーク・メッツ)との対戦は、故事になぞらえて「ダビデとゴリアテ」対決と言われたこともある。

持ち前のバットコントロールと俊敏性に加え、一発を狙えるパワーも年々増していることで、アルトゥーベが周囲チームからは一層の脅威となることは疑いようがない。

 
ヒューストン・アストロズ

初のワールドチャンピオンを目指す若者たち


2017年シーズンも、繰り返し述べたように20台の選手が主軸となっていくものと思われる。アルトゥーベだけではなく、攻撃力についてはリーグ屈指であることは誰もが認めるところだが、反面、投手力が安定しなかった昨シーズンを踏まえ、守備をどう固めるかがカギとなるだろう。

選手たちの年代的には、シーズン内で誰かが新たにブレイクしてもおかしくはない。日本人の青木も加入することが報じられているが、総合力で勝負できるチームに変貌を遂げられるだろうか。

そう言えばアストロズはワールドシリーズで1勝も挙げていないチームの一つである。戦力の充実期が予想される今、ファンたちはヒューストンからのもう一つのロケットが高くリフト・オフする瞬間を心待ちにしていることだろう。

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