Milwaukee Brewers [ミルウォーキー・ブルワーズ]

 2019-07-23 / 135 view

複雑な歴史を持ったチームミルウォーキー・ブルワーズ
複雑な歴史を持ったチーム

ウィスコンシン州ミルウォーキーに本拠地を構えるミルウォーキー・ブルワーズ。ブルワー(brewer)は「醸造者」という意味で、地元ミルウォーキーがビール醸造の盛んな地であることにちなんでいる。また2000年から使用されているチームキャプには、ミルウォーキーの頭文字であるMと、その下にビールの主原料である大麦の意匠が入っている。「ブルワーズ」の名を持つチームは、古くは19世紀から存在しているが、現在の「ミルウォーキー・ブルワーズ」の前進となったのは、1969年に創設されたシアトル・パイロッツだ。現在のブルワーズが生まれて暫くの間、チームは鳴かず飛ばずの弱小球団として辛酸を嘗め続けていた。その後長く続く低迷の時代を経験したが、2011年にはついにナショナルリーグ移籍後初のち句集賞を果たした。またこの年のシーMilwaukee Brewersズンオフには、メジャー挑戦を表明していた当時東京ヤクルトスワローズの青木宣親との交渉権を獲得、契約に至っている。

青木宣親
青木宣親が所属したチーム

ヤクルトスワローズでプレーし、2016年現在はシアトル・マリナーズに所属する青木宣親も、かつてはブルワーズに所属していた。2012年にヤクルトを経てブルワーズに入団した青木は、その年にはメジャー初本塁打、かつプロ入り後初となるランニングホームランを放った。同年10月のサンディエゴ・パドレス戦では、日本人ルーキーとしてはイチロー依頼となる30盗塁を達成し、新人王の投票では5位に選ばれた。その後、2013年7月のレッズ戦ではシーズン100安打、同月のロッキーズ戦ではNPB・MLB通算100本塁打を記録した。最終的にこのシーズンを持って移籍をしてしまうものの、シーズン通算で打率.286、8本塁打、出塁率.356、20盗塁をマークし、両リーグ最小の三振率や最多単打の記録を打ち立てるなど、チームに大きく貢献した。その結果として、シーズン終了後には全米野球記者協会の投票により、チームの「Unsung here(縁の下のちから持ち)」に選ばれている。


挽回のチャンスを虎視眈々と

とにかくファンサービスなどで注目されているブルワーズだが、肝心の獲得タイトルは1982年のリーグ優勝、1982年・2011年の地区優勝2回、2008年のワイルドカードと振るわない。チームの戦歴のところどころで有能な選手による記録的なプレーがみられるものの、チーム全体としての戦力や持久力と言った面ではいまひとつのように見受けられる。しかしながら、観客動員数は年々増加の一途を辿っており、色々な意味で注目が集まっていることは確かなようだ。ファンを大切にするからこそ、応援してくれる人も増え、いつの日かその歓声の中で華々しい勝利を飾ってくれることを期待したい。ともかく、これから先「応援し甲斐のあるチーム」であることは間違いない。振るわないチームが勝ち上がっていくさまを現在進行形で見られるかもしれない、という意味では、我々は新しい歴史の目撃者になれるかもしれない。

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