Charlotte Hornets(シャーロット・ホーネッツ)

 2024-11-16 / 420 view


Charlotte Hornets


シャーロット・ホーネッツの歴史
シャーロットホーネッツは北米バスケットボール協会(NBA)イースタンカンファレンス・サウスイーストディビジョンに所属するプロバスケットボール球団である。本拠地は州内最大の都市であるシャーロット、創設は2004年とNBAの中では最も新興のチームといっていい。
実はこの球団その歴史はちょっと複雑である。というのもこのチームの前身はニューオーリンズ・ペリカンズであり、シャーロットに本拠があった時代にホーネッツという名称を使用していたのである。
そう!つまり元々のシャーロットホーネッツは1988年に創設されたが、2002年ニューオーリンズへの本拠地移転でシャーロットには球団がなくなり、2004年に新たにシャーロットに創設された球団がホーネッツを名乗っているのである(複雑1)。
一方2002年、ニューオーリンズに移転した元々の球団はホーネッツの名称を継続使用してたが、2013年ニューオーリンズ・ペリカンズに改名したことで、空いた「ホーネッツ」の名称をシャーロットが譲り受けて現在の球団名称となっている(複雑2)。
ホーネッツの名称が使えなかった当時はシャーロットボブキャッツ(アメリカ山猫)の愛称で親しまれていたが、2014年5月から元のシャーロットホーネッツ(言ってみれば2代目)として再出発している。
因みにホーネッツは「すずめバチ」のことで、アメリカ独立戦争当時激戦必至のこの地を当時の指揮官が「スズメバチの巣」と呼んだことに由来する。


Charlotte Hornets



ホーネッツを代表する選手
正直相当のバスケオタクか地元のファンでもない限りこのチームの主力が誰かを言い当てられる者はいないだろう。なにせ2004年の創設から現在までプレーオフに進出したのはたった2回だけ、そのどちらも1回戦でスイープされるという状況であり、チームとしては弱小球団といっても過言ではない。
そんなチーム状況でもなんとか頑張っている選手をあげるとすればガード(G)のケンバ・ウォーカーだろう。PPG(1試合平均得点)22.7はリーグ全選手中16位にランクされているし、リーグ平均得点9.7を大きく上回っている。
ポイントガード(PG)ながらチーム1の得点力を誇り若いチームを引っ張るそのリーダーシップも高く評価される選手である。残念ながらアシストでは5.4(29位)とPGとしての役割を全うしているとは言い難いが中盤から後半戦にかけてもうひと踏ん張りして欲しいところである。
現在(1/1時点)、チームとしてイースタン4位という高位置につけているのはこのシューティングガード(SG)の好調が大きな要因と言ってもいいかもしれない。当たり前の話かもしれないが勝っているチームはホームコートでの優位性が大きく、大きく勝ち越す可能性が高い。シャーロットも御多分に漏れずホームコートで地元ファンの大声援を受け11勝7敗と勝ち越している(ロードは8勝8敗のイーブン)。


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シャーロット・ホーネッツに対する想い
このチームは良くも悪くも現オーナーの意向が強く反映されるような感じがしてならない。しかもその考えにはほぼすべての地元ファンも賛同せずにはいられないといったものかもしれない。
オーナーの名はマイケル・ジョーダン、言わずとしれたNBAを、いや!数々の伝説を残した世界一といってもいいバスケットボール選手だった人である。
2010年それまで共同オーナーだったマイケル・ジョーダン氏がホーネッツ(当時ボブキャッツ)を買収し筆頭オーナーとなった。もちろんジョーダン氏が現場に口を出すことはほとんどなかったが、オーナーとしての考えを浸透させるには元名選手である彼をおいて他に存在しない。
トップがあまりにも偉大過ぎるが故のチームの右往左往状況が伺えたのが今までのシャーロットの習慣であった。
しかし今季はオフシーズンに獲得した選手達が徐々に機能し始めそれぞれの持ち味を生かした戦いをし、さらに結果もまずまずといった序盤戦である。
ウォーカー以外に目立つ選手は見当たらないが、各々が個性を発揮するのはむしろ混戦必至となる後半戦からかもしれない。まずはオールスターブレイクまでを五分の星(できれば勝ち越し)で乗りきり勝負の後半戦に力を蓄えてほしいものである。
ジョーダンオーナーの元、地元シャーロットの熱狂的なファンに愛されたスズメバチたちの熱い戦いは今後見逃せない!

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