Memphis Grizzlies(メンフィス・グリズリーズ)
2024-11-21 / 451 view
カナダからやってきた蒼き熊
メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)は、アメリカ合衆国テネシー州メンフィスに本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。1995年にカナダのバンクーバーで「バンクーバー・グリズリーズ」として産声を上げた。チーム創設初期は若手選手を中心にシーズンを戦ったが、ロックアウトの影響などを受けたこともあり、動員はなかなか伸びなかった。2000年には実業家のマイケル・ハイズリーに売却され、翌年の2001年からは本拠地を現在のメンフィスに移し、名称を現在の「メンフィス・グリズリーズ」へと変更した。威圧感のある青い熊がチームロゴで、試合で着用するユニフォームは、ホーム用のものがホワイトをベースに、アウェイ用のものはブルーをベースとしたカラーリングになっている。
主要メンバー
歴代の主要メンバーを紹介する。まず初期のメンバーで外せないのがパウ・ガソルだろう。2001年にアトランタ・ホークスからシャリーフ・アブドゥル=ラヒームとのトレードで移籍。ポジションはパワーフォワード、センターで、その類まれなる才能を活かし、2001-2002シーズンには新人王を獲得した。次に、パワーフォワードのザック・ランドルフである。彼は2009年にクエンティン・リチャードソンとのトレードでロサンゼルス・クリッパーズから移籍。かつてはマリファナ所持や飲酒運転など、多くのトラブルを抱えた問題児であったが、徐々に成長。2009年と2013年にはNBAオールスターゲームにも選出されている。また、パウ・ガソルの弟にあたるマーク・ガソルも見逃せないメンバーの一人である。マークは恵まれた体格を生かしたポストプレーを武器に、先述したザック・ランドルフとともに、強力なインサイドと強固なディフェンスを形成。チームの勝利に貢献した。
2016-17シーズンにおける戦力
グリズリーズの来年以降の戦力についてはどうだろうか。まずは2015-16シーズンの成績を見てみよう。サウスウェスト・ディビジョンにおいて、グリズリーズはレギュララーシーズン42勝40敗。ディビジョン順位は3位、カンファレンス順位は7位という成績だった。2016-17シーズンは、18勝12敗(2016年12月21日現在)で6位につけている。得点源はチームリーダーでもあるセンターのマルク・ガソルが、リバウンドに関してはフォワードのジャマイカル・グリーンが、アシスト面ではガードのマイク・コンリーが、それぞれの役割を担うキープレイヤーとなっている。優勝歴こそないものの、まだまだ伸びる可能性を秘めているチームであり、これからの活躍に期待したい。まだシーズン途中ということもあり、これからどれだけ勝ち星を伸ばすかも注目だ。