Tampa Bay Buccaneers(タンパベイ・バッカニアーズ)

 2019-03-21 / 85 view

Tampa Bay Buccaneers	ロゴ
どん底からの急浮上で始まった歴史

タンパベイ・バッカニアーズは、フロリダ州タンパを本拠地とし、現在はナショナル・フットボール・カンファレンス(NFC)南地区に所属している。創立は1976年と比較的新しく、当初はアメリカン・フットボール・カンファレンス(AFC)西地区に、1977年から2001年まではNFC中地区にと所属を変えてきているチームである。
その歴史は、2シーズンにまたがって26連敗するという、まさにどん底から始まる。これは現在でもNFLのワースト記録だが、初勝利を挙げた1977年シーズン、翌1978年シーズンの負け越しを経て、1979年シーズンでは開幕から5連勝するなど、攻守のバランスの取れたチームへと変貌を遂げ、地区優勝を果たした。
強豪の仲間入りを果たしたバッカニアーズだが、80年代から90年代半ばまでは低迷期を過ごすこととなる。チームが再浮上したのは1997年。リーグ屈指のディフェンスを武器にプレーオフ進出すると、1999年には18シーズンぶりの地区優勝を決め、2002年にはスーパーボウルでオークランド・レイダーズを破って、念願のリーグチャンピオンの座に就いたのである。
2005年、2007年にも地区優勝したが、その後は地区で最下位争いが定位置と、再び低迷が続いている。
ジェイミス・ウィンストン トレーディングカード
若き強肩パサー

現在のバッカニアーズの注目選手として、クォーターバック(QB)、ジェイミス・ウィンストンを挙げておきたい。アラバマ州で生まれた23歳は、高校時代から注目を集め、2015年のプロ入り後まで、最年少記録を幾度も達成してきた。
大学1年で、年間優秀選手に与えられるハイズマン賞を獲得、ドラフト1位でプロ入り後も3000ヤードパス、4000ヤードパス、40回以上のタッチダウンパスなどで最年少記録を更新している。
大学までは野球との二刀流で、ピッチャーとしてMLBからも注目されていたというウィンストンの武器は、やはりその肩だろう。記録が物語るように、飛距離のある強いパスを武器とする、いわゆる「ポケット・パサー」である。
反面、大学時代からインターセプトされることが多いとの指摘もある。プロデビュー戦でも、最初のパスをインターセプトされてそのままタッチダウンされるという洗礼を浴びたことが話題となっていた。しかし、ウィンストンは臆することなくパスを投げ続け、バッカニアーズを攻撃的なチームへと変える原動力をなっていることは紛れもない事実である。
大学時代には、性的暴行疑惑などで話題を呼んだこともある、いわゆる「お騒がせ」なキャラクターでもあるが、2016年のプロボウル(オールスターゲーム)に選ばれるなど、ファンからも支持される存在となっているようだ。
Tampa Bay Buccaneers	タンパベイ・バッカニアーズ
海賊船の帆は再び上がるか

低迷続きの原因を、QBが安定しないことに求める声もあったが、前述のウィンストンの活躍により、その問題は解消されている。それを証明するように、2016年シーズンは地区2位まで浮上、再び頂点を狙える力をつけてきていると言えるだろう。
90年代後半からの隆盛期、バッカニアーズは「タンパ2」と呼ばれたディフェンスシステムを武器とするチームだった。しかし、現在はむしろ高い攻撃力で攻め勝つチームへと変わってきている。まだまだ不安定な向きもあるものの、「ノれば強い」チームであることは間違いない。
チーム名の「バッカニア」は、17世紀頃にカリブ海を荒らしまわった海賊の呼び名だと言う。テーマパークのアトラクションや映画でも人気の「カリブの海賊」というアンチヒーローをその名の由来に持つチームは、再びその帆を高く上げ、出航の準備を整えている。

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