Oakland Raiders(オークランド・レイダース)

 2019-07-13 / 139 view

Oakland Raiders ロゴ
不安定な成り立ちと成長の歴史

オークランド・レイダーズは、1960年のアメリカン・フットボール・リーグ(AFL)設立と同時に誕生し、後にAFLがナショナル・フットボール・リーグ(NFL)と合併、NFLが現在のかたちになってからは、アメリカン・フットボール・カンファレンスに所属している。
現在のアメリカのプロスポーツでは圧倒的な人気を誇るフットボールだが、レイダーズ設立当初のカリフォルニアでは、さほどの熱はなかったのか、ホームスタジアムが確定するまで2年待つこととなるなど、その立ち上がりは順調とは行かなかった。
しかし1960年代後半にはAFL西地区を3連覇するなど、着実に実力を伸ばすにつれ、地元での人気も上昇し、NFLへと参加することとなる。リーグ合併後も、70年代に6度の地区優勝、1度のリーグ優勝を果たすなど、NFLでも屈指の強豪へと成長していくのである。
その後、1982年に本拠地をロサンゼルスに移した当初は相変わらずの強さを見せたが、その後は成績が下降、ほぼ低迷期のまま1995年に再びオークランドに戻ることとなった。
オークランド復帰は、設立当初と異なり地元の歓迎を受け、チーム成績も徐々に上昇し、2000年からは地区を3連覇、2002年にはカンファレンス王者にも輝いた。それから現在に至るまでは、成績が安定しているとは言い難いが、若手スター選手の登場など明るい話題もあって、2016年には14年ぶりのプレーオフ進出も果たしている。
Oakland Raiders サイン
若き司令塔が牽引

レイダーズを代表する選手には、2014年から正クォーターバック(QB)としてプレーするデレク・カーを挙げておこう。
ヒューストン・テキサンズのQBだったデイビッドを兄に持つ、地元カリフォルニア出身の若者は、その強く正確な肩を武器とする。長くも短くも放れるパスは、相手ディフェンスの裏をかき、しかも高精度で味方オフェンスに確実につながっていくのである。
ドラフトでは2巡目だったものの、2年目にして既にチームの主力となっている点では、NFL入りして才能が開花したタイプと言えるだろう。2016シーズンではパスの投数はNFL最多の354回と超攻撃型である。しかも、成功率も66%を超える精度を誇り、投げると見せかけてのランからのタッチダウンもあるため、相手ディフェンスからすると厄介な選手だろう。
ポジション柄、チームの司令塔として機能しているカーだが、2016シーズンの終わりに負傷離脱し、チームもプレーオフ初戦で敗退している。
Oakland Raiders 写真
再び走り始める侵略者たち

しばらく上位戦線に食い込んでいないレイダーズだが、上述のカーの活躍など、明るい材料は多い。2016年シーズンでも前半は好調を維持していた戦力が、さらにまとまりを見せることができるだろうか。
カーの負傷は腓骨骨折とのことで、場合によっては長引くかもしれないが、控えのベテランや若手をどう活かすかがポイントになる。ディフェンス、オフェンスもコントロールできる司令塔の復帰は、カリフォルニア中が望んでいることだろう。
創立当初は観客動員にも難題を抱えていたというレイダーズだが、現在では再度のフランチャイズ移転の問題も解決し、プロゴルファーのタイガー・ウッズが応援していることを公言するなど、バックアップは充分な状況なはずだ。
「レイダー」とは侵略者や襲撃者という意味を持つが、長くタイトル戦線とは無縁だった侵略者たちが、NFLの新しい歴史を作っていくのか、カリフォルニアのサポーターならずとも期待したいところだ。

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