Eureka(エウレカ)
2024-12-04 / 1578 view
開拓者需要から興ったアウトドアブランド、Eureka(エウレカ)
アウトドアブランド「Eureka(エウレカ)」の歴史は、1895年のニューヨークのビンガムトンまでさかのぼる。当時、開拓者のための物資が不足しており、Eurekaは、ワゴンカバー、馬毛布、アメリカの旗、店舗の日除け、キャンプ用テントなどを、カンバス地をベースとした生地をもとに生産し、製品を販売していた。その後、オーダーメイドのカンバス製品で受注を拡大し、第二次世界大戦の到来で病棟のテントの需要の増加に伴い、世界中に多数のテントを出荷し、その業績を伸ばしていった。
その後1960年に、エドモンド・ヒラリー卿によるヒマラヤの探検隊や6年後のエベレスト初登頂にもエウレカのテントが採用され、山岳地帯での零度以下の厳しい温度や、猛烈な雨や風などの劣悪な環境にも耐える優れた品質のテントとして、山岳愛好者の間でエウレカ・テントの名が瞬く間に広がり、愛用されていった。
1970年代にエウレカは、登山者用のテントの他にも、バックパッカーや家族キャンピング用のテントとして“Timberline”を販売し、このテントは軽量で、取り扱いがやさしい上に密封性が優れ、激しい風雨から中の人を完全に守ってくれると評判となり、販売実績100万を超す伝説的なテントとなった。
現代では、その伝統的な技術を基に、山岳用のテントから、家族で楽しむキャンッピング用のテントまで、幅広く高品質のテントを販売している。
Eurekのテントの使い勝手の良さ
エウレカでは一人用の簡易テントから、山岳用の本格的なテントまで、幅広く多種類のテントを製造・販売しているが、どれもその品質は折り紙つきである。中でも、3~4人用のテントは機能性に優れており、多くのファンをもつ。
このテントはセットアップ時に、テントを地面に広げて置いた後、自動的にポップアップして基本部分ができてしまう。セットアップが速く数分でできると好評で、子供連れや家族連れのキャンプに最適なテントとして人気だ。
その素材は高密度とポリエステルとオックスフォード防水グラウンドシートを使用し、激しい雨や風も寄せ付けず、安心して中で過ごせる。D字型の前部と後部の出入り口の構造は、大人でも楽に出入りすることができる。また、フロントとリアにある大きなメッシュパネルとメッシュのサイドウォールは視界もよく、通気性も優れ、その上、厄介な蚊や虫を完全にシャッタアウトしてくれるので快適さもひとしおだ。
加えて、外側の素材はUV耐性処理を施したポリエステルフライシートで丈夫で長持ち。紫外線も防ぎ、日焼けの心配も少ない。固定は8本の金属ペグと4本のロープを使って行い、総じて小型で軽量なので持ち運びや保管にも便利だ。
長い歴史を持つEurekaならではのテントの生活を楽しもう
テントにおいて耐水性は非常に重要な項目である。この耐水性が低いと、雨が降ってくると浸水が始まり、寝ている寝袋ごとビショビショに濡れてしまい、寒さで目が醒める事もある。特に山岳地帯では、天気が変わりやすく、晴れていたのに急激に天気が変わり、激しい風雨に見舞われることもあり、そこで使うテントはまさに風雨を防ぐだけでなく、命をも守る道具となるので、それなりに考慮して高品質のモノを選びたい。エウレカのテントなら、そのような耐水性も含めて、品質には一日の長がある。
日頃の生活から離れて、週末など山や海、湖に出かけそこで行うキャンピングでのテント生活は、身も心もリフレッシュし明日へのエネルギーの糧となる。特に子どもの頃に、テントで過ごした経験は、一生忘れることのない楽しい思い出となり、貴重な経験となる。人生、時には遠出してキャンプに出かけ、そこでエウレカのテントを張って、快適で有意義な時間を過ごしてみるのも一興だろう。