Kelty(ケルティ)
2024-10-25 / 1605 view
知られざるケルティの高機能テント
日本ではバックパックのブランドとして知られる「KELTY(ケルティ)」。それもそのはず、ケルティはバックパックの生みの親とも呼ばれるディック・ケルティが1952年、アメリカの南カリフォルニアで立ち上げたブランド。
ケルティ自身、熱狂的なアウトドア好きで、自分が使って納得がいくまで改良を重ねるというのが彼のポリシー。その妥協を許さないモノ作りへの情熱が画期的なバックパックを生みだしたのだ。こうして誕生したバックパックは、革新的な技術と洗練されたデザインで若者の心を捉え大ヒット商品となった。しそてケルティは、今なおアウトドア・カルチャーを牽引し続けている。
日本ではあまり知られていないが、ケルティはバックパックの他にもテントやタープ、スリーピングバッグなどを開発・販売しているアウトドアギアの総合ブランド。
ケルティのモノ作りへのこだわりはテントにも活かされており、その性能の高さには定評がある。
ニーズに応える豊富なラインナップ
ケルティのテントは、本格登山からファミリーキャンプまで、様々なニーズに対応したラインナップが揃っている。いずれも設営・撤収が簡単で厳しい自然環境でも十分に使える質実剛健さが魅力だ。
小型ドームテントの定番となっているのがSALIDA (サリダ)。軽量でコンパクトに収納できるので持ち運びにも便利。吊り下げ式インナーの上部はメッシュ素材で通気性も抜群! 春から秋までの3シーズンの本格トレッキングやバイク・ツーリングに最適のテントだ。サイズは1人用、2人用、4人用の3タイプが揃っている。
アメリカのアウトドア雑誌「バックパッカーマガジン」の編集者が、過酷なフィールドで性能を検証して選ぶエディターズチョイスにも2人用のサリダ2が選出されている。
また、ファミリーキャンプに最適なのがFrontier(フロンティア)4。寝室とリビングスペースを備えたツールームタイプで、天井までの高さは最大218cmもあり、大人4人でも余裕ある広さでゆったりと過ごせる。ドーム型の個性的なデザインも秀逸だ。家族や友人とのオートキャンプにはうってつけ。さらに大きな6人用もリリースされている。
他にも、アカディアやイエローストーンなどの人気シリーズがあり、使用目的や人数にあわせて選ぶことができる。
総合アウトドアブランド「ケルティ」
アメリカではバックパックだけでなく、アウトドアギアの総合ブランドとして人気があるケルティ。洗練されたデザインと鮮やかな色使いは若者を中心に高い人気を誇っている。
だが、ケルティの魅力はデザインだけではない。例えば、テントやタープなどに使われているポールひとつをとっても、世界が認めたDAC社製の高機能素材を採用。チタンやアルミニウム、銅など複数の素材を混合させることで驚きの軽さと耐久性を実現している。
こうした素材へのこだわりが高機能・高品質のアウトドアギアを生み出しているのだ。また、バックパックから始まったブランドだけあって縫製の技術も高く、実際に使ってみると、細部まで丁寧に作り込まれているのを実感できるだろう。
テントだけでなく、タープ、スリーピングバッグ、そしてチェア&テーブルなど、すべてケルティで揃えれば、日本のキャンプ場でひと際目をひく存在となることは間違いない。