Esbit(エスビット)

 2024-04-23 / 283 view

Esbit コンロ
キャンプサイトの火周りには簡単これ1台

キャンプの醍醐味の一つといえば、自然の中での自分の料理を楽しむこと。もちろん、自然の中での調理と言えば、アウトドアを楽しむ多くの人にとっては、マイ手料理をマイコンロで絶対楽しみたいと願う人は多いだろう。
個人用携帯コンロとして始まった『Esbit(以下、エスビット)』の歴史はとても古く、1933年にドイツのErich Schummによって設立されたメーカーだ。戦時中の最中、旧ドイツ軍は前線の兵士たちに調理済みの食事を配給した後、このエスビットは、冷めてしまった糧食を温めたり熱湯消毒用のお湯を沸かしたりする必需品として重宝された。その軽量さとコンパクトさでドイツはもちろんのこと、スイスやイタリアなどヨーロッパ諸国の軍隊で使われてきた納得のブランドだ。
現代でも、この無骨な見た目にもかかわらず頑丈さと軽量さを十分に考慮し設計されているので、一切無駄がないその機能性は多くのアウトドアシーンでの火周りをずっと支えてきたに違いない。日本でも軽量化にこだわる人たちの間で人気が高く、キャンパーだけでなく、防災グッズの非常用として実用的に所有している人も少なくない。
Esbit ポケットストーブ
コンパクトでかつ無駄のない機能性

エスビットの中でも人気が高いのが、『ポケットストーブ』。全体が薄いスチール版でできており、大きさはとても小さくポケットに入るぐらいのシンプルでミニマムなサイズだ。そのコンパクトさとは裏腹に、底面には固形燃料の熱効率を上げるためスリットが設けられ、そのサイドのパネルは開くとU字型にきっちり固定することもでき、その間に燃料を置くと煙突効果であっという間に立派なアウトドア用コンロに早変わりする。この開いたパネルは屋外での雨風よけにもなり、また調理器具をしっかり安定させる支えにもなるとても画期的なアイデアだ。
しかもパネルのヒンジ部分の凹凸を上手く組み合わせ、段階別に色んな調理器具に合わせて使えるという素晴らしい利点を備えている。エスビットは無駄のない設計にできているため、大きな鍋も安定して使用することができ、パネルの角度をもっと狭めれば小さな筒状のカップ状の容器なども置くことができるマルチな万能コンロだ。
このエスビットのコンロはその中にきちんと固形燃料が納まるようになっている。コンロに必要な燃料さえも、持ち運びに無駄なく計算されて作られているのだ。そして、まずその角砂糖のような固形燃料の1個を中心においてから、残りの燃料をたきぎの薪のように交互に重ね置いていくのがコツだ。
使用後は、エスビット専用の固形燃料の箱をそのままコンロの下に収納し、両側のパネルを折り畳み閉じると、その名の通りポケットにも入り、持ち運びに便利でかさばらない非常にコンパクトな造りになっている。
Esbit アウトドア
自分の好きな時間に自分だけのティータイムを

エスビットの燃料は、燃料タブレット2個で250ccのお湯が約5分で沸く、大変便利なコンロだ。そこには肩のこるような大きな用意や凝った複雑な道具は何も要らない。
ただ野外でゆっくりとエスビットの燃える蒼い火を眺めながら、沸騰するのを待つ時間も悪くない。それはまるで“火”そのものの原始的な何かを感じさせるシンプルでミニマムなギアだからこそ、野外での余計な飾りや演出は要らないのだろう。
自分が好きな時、自分が好きな場所、自分の好きな分だけ作るとっておきの飲み物は、自然の中でいるたった一人の孤独感をなぜかふっと忘れさせ、一人でいることの“心地よい空間”をもたらしてくれる満足感がある。
さあ、ポケットにエスビットを忍ばせて、だれにも邪魔されない特別な自分だけのティータイムを思う存分楽しもう。
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