BERKLEY Clothing, Shoes & Accessories(バークレー/ウェア,シューズ&アクセサリー)
2024-08-16 / 328 view
手作りのフライでビジネスへの夢にかけたBERKLEY
BERKLEYの歴史は、1936年、アイオワ州スピリット・レイクという田舎町に住むある少年のアメリカンドリームから始まった。当時16歳だった少年は、新聞配達で稼いだ50ドルを元手に、家で飼っていた犬の毛と鶏の羽毛を使ってフライを作り、地元の釣具店や釣り人に売り歩いた。その少年こそが、のちのBERKLEYの創業者バークレイ・べデルである。
早くからビジネスの才覚があったバークレイは、高校を卒業する頃までには、人を雇って天蚕糸やワイヤーケーブルリーダーなどを生産するようにもなっていた。その後、大学に進学し、戦時中には陸軍に従軍するが、1945年に、故郷に戻り、念願のビジネスに本格的に着手する。
ボートに使われていたナイロン・コーティングのワイヤーからアイディアを思いつき、ショックリーダーを生産。この製品は、バークレイ社のロゴと共に使われた「鉄の心臓部を持ったナイロンリーダー」というキャッチフレーズのもとにもなった。
バークレイはその後も釣り人の夢を叶えるべき技術開発に没頭し、1959年には、BERKLEYの主要ヒット商品となる釣り糸「BERKLEY Trileneライン」を発表。ロッド、ソフトベイト、アクセサリー類などの事業にも相次ぎ着手し、徐々にシェアを拡大していく。こうして、バークレイ少年の夢は実を結び、BERKLEYは釣具業界をリードする企業の一つに成長していった。
軽いフットワークを実現させる「BERKLEY」のフィッシング・ベスト
ここではバークレイのアパレル・ラインからフィッシング・ベスト「Sportsmans 22 Pocket Fishing Vest」を紹介する。釣り人にとって、フットワークは肝心。フィッシング・ベストは、無くては釣りが出来ないという不可欠なアイテムではないが、このベストは衣服以上の役割を果たす。身に着けるタックルボックス/道具箱なのである。
このスポーツマン・フィッシングベストには、釣り道具などが収納出来る便利なポケットが22個も付いているので、手に持つ荷物を減らしたい人には最適だ。胸には財布や携帯電話、サングラスなどを収納するのに丁度良いサイズのポケットが左右に付いている。下方にはファスナー付きのポケットが左右に一つずつ、その表面に小さなマジックテープ付きのポケットが6×2=12個、上方部にも小ポケットが左右1個ずつ、背中には大きなジッパー付きポケットが一つ、計22個の大中小ポケットが装備されている。また、胸にはラインカッターなどチョットしたモノをぶら下げるために、背中には竿などを固定するためのDリングが計3個装着されていて、大変使い勝手が良いのも特徴だ。
このスポーツマンズ・ベストは万能型のクラシックタイプ。デザインはシンプルで古典的であるが、硬派なアンガーたちから定評がある。
アンカーたちの観点と科学的な研究開発で生まれたBERKLEY製品
釣具業界を常にリードしてきたBERKLEY。その成功の秘訣は、現場に出かけ数多くの釣り人の声を聞くこと。そして科学的なアプローチ。同社のラボでは「一匹でも多くの魚を、釣ったことのない魚を」という釣り人の思いに応えるため、スペシャリストたちが、魚の習性や行動を研究し製品開発に取り組んでいる。こうした姿勢は、全ての製品に反映されていることは間違いない。
ここで紹介したベストは、魚を釣る道具ではないが、魚をより機能的に釣るための道具である。特に滑りやすい川の中や岩場を移動する渓流釣りを楽しむ人にとっては、マスト・アイテムの一つだ。フィッシングベストは、渓流用、投げ釣り用など、釣りのスタイルによって丈や袖周りなどのデザインが異なるので、それぞれの特徴をよくチェックすることをお勧めする。
そして、フィッシングベストは意外と奥が深い。取り出し度の多いもの、重いものをどこに収納するか、どのポケットに何を収納するか、使い手のオーガナイズの腕の見せ所である。
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