ABU GARCIA Vintage(アブ ガルシア/ヴィンテージ)
2024-11-18 / 1236 view
ABU GARCIAの名作ヴィンテージとは?
ABU GARCIAは日本でも人気の釣り具メーカーだ、現在はバスフィッシングを中心にトッププロも使用している製品を多数発売している。人気の秘訣には最先端の技術とアングラーの需要を汲み取った製品造りはもちろんだが、それだけではなくルアーフィッシングと密接に関わった歴史の深さがある。
そんなABU GARCIA のモデルの中には販売して時が経った今でも愛されるヴィンテージとして価値があるモデルも多数存在する。海外の釣り具メーカーの中には日本の一部のアングラーに熱狂的に愛されている昔ながらのリールやロッドも存在するが、それらの中でもABU GARCIAは別格だ。
ヴィンテージの釣り具にはロッド、リール、ルアーなど、その歴史やアングラーの好みによって価値や人気が左右される、ABU GARCIAの場合ベイトリールとスピニングリール両方で現在も最先端の技術が集約されたニューモデルがありながら、あえてヴィンテージの製品が好まれている特別なリールが存在する。
今回はそのヴィンテージと称されるアイテムを2点、詳しく見ていきたい。
丸型ベイトリールの傑作、AMBASSADEUR
シマノのカルカッタ、ダイワのリョウガなど。現在もバスフィッシングを中心に様々な釣りで使われている丸型ベイトリールと言われるリール。その元祖とも言える存在がABU GARCIAのAMBASSADEURだ。
約50年前まだABU GARCIAがスウェーデンに生産拠点をおいていたことに開発されたこのリールは、時を経った今でも様々なメーカーに受け継がれることになるベイトリールの起源とも言える。ボディーに刻印されているABU GARCIAのシンボルマークである王冠のマークは、発売当時から使われているスウェーデン王室公認の印であり、現行のAMBASSADEURにもしっかりと刻印されている。
もちろんAMBASSADEURはヴィンテージと呼ばれる市場でも抜群の人気を誇る。海外のネット通販などではヴィンテージのリールでありながら新旧を含めて多数のモデルが販売されており状態の良いものも出回っている。
海外のヴィンテージリールは国内ではなかなか購入できないことでも有名だが、AMBASSADEURに関しては国内でも古いモデルを取り扱っている店舗も存在し、他のヴィンテージのベイトリールとは異なる特別な存在ということがわかる。
AMBASSADEURはとてもシンプルな設計でヴィンテージモデルから現行モデルへの進化の過程のなかでもそのポリシーはしっかりと受け継がれている。そのためメンテナンスなども他のリールに比べて簡単にできるため、ヴィンテージモデルを購入しても長く使えるメリットも人気の背景にあると言える。
トラウトフィッシングの定番モデル、Cardinal
ABU GARCIAにはスピニングリールにもCardinalと呼ばれるヴィンテージで愛されているモデルが存在する。
こちらもAMBASSADEUR同様現行モデルとして、最新の技術が搭載されたモデルが販売され人気を博しているが、トラウトアングラーを中心にヴィンテージモデルの人気も高い。長い歴史に裏付けされたCardinalという特別なリールはシマノやダイワが販売する定番のスピニングリールの歴史すらも遥かに凌駕する。特にアナログなタックルやスタイルが好まれるトラウトフィッシングではこの傾向は顕著であり、ヴィンテージのCardinalを使用した釣行動画などもインターネット上に掲載されるほどの人気ぶりだ。
AMBASSADEURと同じく、こちらもネット通販はもちろん日本の釣り具店などでもヴィンテージ品が販売されており、古いモデルの流通量はヴィンテージリールの中でも上位に位置する。
通常のスピニングリールで釣果をあげるだけでは満足できないトラウトアングラーはぜひその歴史的背景やヴィンテージとしての価値としてCardinalを自分の釣りのスタイルに取り入れてほしい。今までのトラウトフィッシングとは違った特別な時間を過ごせるだろう。
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