DRENNAN Clothing, Shoes & Accessories(ドレナン/ウェア,シューズ&アクセサリー)
2024-04-11 / 119 view
イングランドの淡水釣り老舗ブランドDRENNAN社の歩み
DRENNAN社は1967年に設立された、イングランドのタックルメーカーだ。設立者のピーター・ドレナンが母親のガレージのスペースを使って、小さなバルサ材のウキを作ったところからその歴史が始まった。ピーターはイングランド初の世界チャンピオンであるビリー・レーンの他、何人もの名人に囲まれながらおよびタックル制作の腕前を知られるようになったという。そして、現在では350人の従業員と英国内外に2,000の取り扱い店を持つ大会社に成長している。
また、自社製品の販売だけにとどまらず、フィッシングに関するさまざまな活動を続けている。例えば、イングランドの国際シニアチームのスポンサーになるほか、Youtube上でタックルの扱い方の動画を配信するなど、精力的に活動を行っている。
今日でも、DRENNAN社はフィッシングの助けとなるタックルを提供すべく努力を続けているのである。
イングランドのチャンピオンがプロデュースした「Drennan AS7 Pole Float」
アラン・スコットホーンは5つのフィッシング世界大会で優勝した経験を持つ名アングラーだ。アランがプロデュースしたフロートがASシリーズであり、彼のイニシャルがシリーズ名になっている。
AS7はASシリーズの最新モデルであり、過去のバージョンとは異なる形状を持っている。これまでAS2は浮力を増した結果ずんぐりした形となり、次のバージョンとなるAS3ではより優れた性能を求めて流線形となっていた。AS7の形は過去のバージョンに比べるとだいぶ丸く見えるかもしれない。これは淡水のどこでも使える万能性を優先させたためだ。川や湖沼など、さまざまな場所で使うことを想定してAS7は作られている。
ASシリーズにはいくつか特徴があり、そのどれもが良好な使い勝手を約束してくれる。まず、先端のアンテナには独自開発された蛍光塗料が塗られており、フロートを見失いにくくなっている。シリーズによってアンテナ部分の太さが異なるため、見やすいサイズのものを選んでもいいだろう。
シリーズを通してボディ部分はバルサ材にやはり独自のアクリル塗料を塗った仕上げとなっており、高い耐久性を実現させている。水面下に伸びる軸部分はシリーズによってカーボン素材のものと金属素材のものに分かれているが、どれも耐久性に富んでいる。ちなみにAS7の軸は金属製になっている。
もちろんただ頑丈なだけではなく、どのシリーズもヒットに反応する繊細さを持ち合わせるため、高い満足感が得られるはずだ。
淡水釣りのために作られた「Drennan AS7 Pole Float」
これまでのASシリーズを見ると、印象的だったのはその軽快さだ。キャスティングの際にもするすると水面まで伸び、着水するさまはとても静かなように見えた。水面に浮いている間もラインにまとわりついて動きを妨げることは無い。長い軸部分が安定性を保つためか、風にも落ち着いた動きを見せていた。引き上げられる時もキャスティングの時と同じく、素直な挙動で手元に戻ってきているようだ。AS7もこれまでのシリーズのように優れた性能を見せてくれるだろう。
他のASシリーズと同じく、AS7もアンテナ部分の塗料はビビッドな色使いでかなり見やすい。草や水の色にまぎれて見失ってしまうことはないだろう。曇り空でもまるで輝いているかのような色を出していたのが印象的であった。
何より機能美が感じられるスタイリッシュな姿は使っていて楽しいものではないだろうか。余分な要素をつけずにフロートとしての本分を果たすために作られた姿は美しいものだと思う。AS7を手元に置けば、野外で過ごす時間を一層豊かなものできるだろう。
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