PENNのリールはまさに伝説

PENNは、1932年にアメリカのフィラデルフィアにて生まれた釣り用リールのブランドである。主に、ソルトウォーターでの使用を目的としたリールを作っていることで知られ、これまでに築き上げてきた功績は素晴らしいの一言であり、海のモンスター級のサイズを釣り上げてきたアングラー達は、みんなPENNのリールを使っていた。


ブランドコンセプトに、創業者であるオットー・ヘンツェがワールドレコードを釣り上げるようなリールブランドを作りたいという事が掲げられている。この想いに従い、滅多に出会えないサイズのモンスターフィッシュに出くわしても負けないファイトが出来るような強いリールが数多く生産されてきた。これまでに80年以上の長い歴史の中で、800以上のサイズレコードを釣り上げてきたPENNのリールはまさに伝説である。


その人気は現在でも衰えることを知らず、人気のリールを世に出し続けている。そしてそれと同時に、過去のアイテムはヴィンテージリールとしてコレクターがいるほど貴重なアイテムになっており、PENNへの評価は今も昔も変わらずに非常に高い。


PENNのオールドタックル

これまでに多くの歴史を塗り替え、その時代の最先端の技術を盛り込んだリールを作ってきたPENNは、ソルトウォーターでの釣りにおいては最大の立役者と言える。そんな事からも、過去の製品への注目も未だに高い。驚くべきは過去のリールでもモノによっては今でも使えるものも多いのだ。


ヴィンテージと聞くとコレクション目当ての方々が集めるものというイメージがある方が多いと思うが、PENNのリールはそうではない。昔ながらのリールを再度この時代に使うことでPENNのリールの機能性の高さを再び味わう事ができるのだ。時が経っても使えるリールがある事がPENNのリールの耐久性の高さを証明したのである。


そんなPENNのオールドリールの中には100万円を超えるモノもある。でもそんな価値が高いものは正直使うのに躊躇ってしまうと思う。使うことが何よりのリスペクトだと思っているので、使えるものとしてはスピニングリールの名品712Zシリーズなどは今でもオールドタックルを使うアングラーなどからは非常に評価が高いモノなのでオススメしたい。



PENNの強さがヴィンテージでわかる


PENNのリールは耐久性の高さや、力強い巻き込みが出来ることでその強さを求めるアングラー達からの人気を集めてきた。そして数十年が経っても使えるアイテムがあるということで、その耐久性を今になって更に証明している。


元々、海水は金属にとって難敵であり、それを防ぐ防水技術を取り入れることが耐久性の向上へは不可欠であった。その防水技術の最先端を常に追い求めてきたPENNだからこそ今でも使えるヴィンテージの品が多いのだろう。そして、そのどれもがその時代の最大サイズ記録を塗り替えた実績を持っているリールばかりであり、良い製品であることも証明されている。


今に至るまでの海でのモンスター級の魚相手の釣りにおいての歴史とPENNの歴史は共にある。これまでに800以上ものサイズ記録を塗り替えてきたリール技術は今でも衰えてはいないのだ。


技術の話をしてしまえば、今の製品の方が高いのは否めないが、趣味なのだからこだわりを持って楽しむことが一番なのではないかと思う。オールドタックルを使って釣りをする、これは最高の“楽しみ”だ。コレクターの方はもちろんのこと、普段とはまた違った釣りを楽しみたいと思っている方は、是非ともPENNのヴィンテージリールを使って楽しい釣りを更に楽しんでもらいたい。古いからって侮れないリールばかりなのは間違いない。