VMC HOOKS Terminal Tackle(ブイエムシー/ターミナルタックル)
2024-08-19 / 274 view
フック一筋の釣り具ブランド「VMC HOOKS」
フィッシングにおいて、魚と釣り人をつなぐ大切なパーツがフックだ。世界には、フックを専門に扱うブランドも存在する。その一つが、「VMC HOOKS」だ。同ブランドの歴史は、18世紀フランスのある鉄職人にまでさかのぼることができる。フックを作り始めたのは今から100年以上前の1910年。その後、ヨーロッパにおけるフックのリーディングカンパニーとして君臨するまでに成長した。
「VMC HOOKS」は、2001年、大きな決断を下す。世界最大級のルアーメーカー、「Rapala」との合併である。「Rapala」ブランドの一員となった「VMC HOOKS」は、アジアを中心としたフィッシング市場の拡大に対応するとともに、革新的な技術を多く導入してきた。
1981年には、ヨーロッパでのスポーツフィッシング振興を目的とした団体「EFTTA」の立ち上げに参加し、フィッシング業界全体を盛り上げるための活動も積極的に行っている。
現在、「VMC HOOKS」の製品は70以上の国に輸出され、グループの「Rapala」ブランドのルアーにも標準装備として採用されるなど、名実ともに業界のトップメーカーと言えるだろう。
アングラーのニーズに応える「VMC HOOKS」のジグ
「VMC HOOKS」で最も有名な製品といえばトレブルフックだが、長年にわたって積み重ねた知見や「Rapala」との協力関係を生かし、ジグなどの製造もおこなっている。
スイムベイト用のジグヘッドは、「VMC HOOKS」のフック製造の技術を最大限に活用した商品だと言えるだろう。フックの根元部分に配置された魚のヘッドは、本物の小魚と見紛う完成度である。目の部分は丁寧に3D加工がなされ、頭の後ろにわずかな隙間を設けることにより、完成時により自然な仕上がりとなるような工夫がなされている。
フライタイプのジグも「VMC HOOKS」のこだわりが垣間見える作りこみが特徴だ。完全に水平なポジションを維持するために、目にあたる部分のフックは90°回転する仕様となっており、水中にあってもアングラーが位置を確認できるよう最大15分間発光するボディが採用されている。
「VMC HOOKS」のジグは、当然ながらVMC製のフックをベースに設計されている。タングステン製のVMC Power Gap フックは、他のマイクロサイズのジグに比べ獲物をフックさせる確率が格段に高い。
「VMC HOOKS」で狙った獲物を逃さない
アングラーにとって最も悔しい瞬間の一つと言えば、フッキングに失敗した時だろう。バスなどの手ごわい相手には、いかにフッキングを成功させる確率を上げるかが課題となってくる。その課題に対する一つの解が、最良のフックを使うという選択だ。
「VMC HOOKS」は100年以上の歴史を持つ金属加工のプロ集団であり、彼らの作るフックの品質の高さは疑いようがない。VMCの Power Gap フックは、フッキングの際にアングラーの力をより有効に獲物に伝えることができるため、固い口を持つ魚にもフッキングさせやすい。
ターゲットをおびき寄せるボディの部分は、「VMC HOOKS」と同じくRapalaファミリーの一員である「Trigger X」の素材が用いられている。バスなどの中でも用心深い個体は、食いついた後に人工物に違和感を感じ、逃げることも多いが、「Trigger X」の素材は最後まで本物の生きたベイトであると錯覚させることのできる再現性を実現している。
ジグを自作する上級者にとっては、「VMC HOOKS」のスイムベイトが最適解となるだろう。
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