SLIDER Reels(スライダー/リール)
2024-11-22 / 287 view
バスフィッシングの偉人が立ち上げたSLIDER
SLIDER(正式名称Charlie Brewer's Slider Company )は、1970年にチャーリー・ブリューワーによって立ち上げられた釣り具メーカーだ。
チャーリー・ブリューワーといえば、バス歴の長いアングラーであれば知らぬものはいないほどのバスフィッシング界の偉人として歴史に刻まれた名である。ブリューワーはそれまでワームといえばミミズだという概念を打ち崩し、世界で初めてワームを小魚と捉え直し、スライダーワームをこの世に生み出したという輝かしい功績を残している。釣り具だけでなくテクニックの面でも時代を先取っており、現在では広く知られているフィネスやドゥナッシングなどのテクニックをなんと40年以上前から取り入れていたのである。
ブリューワーは、そして彼のメーカーであるSLIDERの根底にあるのは、スポーツフィッシングの体験をより改善したいという純粋で熱い信念だ。彼の高い技術や経験が生み出した数々のテクノロジーはSLIDERのプロダクトの隅々まで浸透しており、世界中のスライダー技術向上を強力に支え続けている。
かといってSLIDERの製品はなにもブリューワーというブランドネームによって支持されているわけではない。その機能性や先進的なテクノロジーは本家アメリカ合衆国をはじめとして世界44ヶ国以上のフィッシングシーンにおいて、その有用性が実証され続けているのだ。
軽量で扱いやすいSLIDERのリール
現在SLIDERから販売されているのは超軽量なスピニングリールだ。過去にはベイトリールも販売していたため、ネット等を通して手に入れることも可能だ。
中古品として流通しているCBPF30-16は、16分の1オンスという驚異的な軽量化を実現しており、どんなに繊細なアタリだったとして即座に対応しファイティングに持ち込むことが可能になっている。軽いリールが適する場面はなんといってもバスフィッシングに代表されるような、繊細なアタリを取らなければならないシーンだろう。バスフィッシングに最適化された軽量化というのは、バスフィッシング界の偉人と称されるブリューワーならではのこだわりだと言える。
また長時間のフィッシングや、繰り返しの投釣りであってもリールの重量が軽ければ疲れにくく、存分にスポーツフィッシングを楽しみ続けることができるはずだ。もちろん軽量のリールは巻きの安定性に掛けるという弱点があり、ロッドのグラつきなどのブレを誘発してしまうというデメリットがあるのも事実だ。
とはいえ軽量なSLIDERのリールは今なお世界中のアングラーの間で広く愛用されていることからもわかるように、最適な環境で運用すれば、ブリューワーが目指したスポーツフィッシングのクオリティを格段に向上させてくれるだろう。
SLIDER製品で気軽なレクリエーションフィッシングを
SLIDERのリールを始めとしたフィッシングアイテムはどれもコストパフォーマンスに優れていることでも知られている。またワームの概念を覆したメーカーであることからもわかるように、その深い知見がフィードバックされた製品の性能は折り紙付きだ。
釣り具の良し悪しというのは個人のフィッシングスタイルやフィッシングフィールドによってまったく違ってくる。スポーツフィッシングやレクリエーションフィッシングにおいて重要なのは、ちょうど相手によってルアーを使い分けるように、状況に応じてロッドなりリールなりを選択する応用性なのだ。そういった意味ではバスフィッシングに最適なSLIDER製品は申し分ない。
もちろんバスフィッシング以外のシーンでも通用するだけの性能は持っているが、その真価が発揮されるのはやはり大物のバストのファイティングだろう。もちろんリールだけで釣り具は完成しない。SLIDERではロッドもリリースしているため、セットで使用することでさらに相性のよいギアが完成する。必ずしも万能ではないが特定のフィールドに特化したアイテムというのは非常に性能が高い。国内のバスフィッシングでもその性能は遺憾なく発揮されることだろう。
コストパフォーマンスに優れることから、週末の気軽なレクリエーションとして用いいるのも最適だ。
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