ZEBCO Vintege(ゼブコ/ヴィンテージ)

 2019-09-10 / 90 view

zebco ヴィンテージ
スピンキャストリールの発明者「ZEBCO」

「スピンキャストリール」と言えばすぐに「ZEBCO」を思い浮かべるアングラーは多いのではないだろうか。「ZEBCO」は世界で初めてスピンキャストリールを開発・商品化し、「ZEBCO」はスピンキャストの代名詞と言っても過言ではない。

しかし、「ZEBCO」が元々、鉱山用の時限爆弾を作る企業だった過去を知る人はそう多くない。実は、「ZEBCO」というブランド名も「The Zero Hour Bomb Company」に由来するものなのだ。

「ZEBCO」が釣り具に参入するきっかけとなったのは、ある時計技師が持ち込んできた画期的なアイデアだった。その後、誰でも簡単に釣りを楽しめるスピンキャストリールは、すぐに全米に広まり、アメリカ大統領からホワイトハウスへの納品を頼まれるほどに認知度が高まった。「ZEBCO」はアメリカではじめて釣り具用品のTVCMを流したメーカーにもなった。

また、子供向けにリールとロッドのセットを販売し、アメリカにおけるフィッシング市場拡大にも寄与している。まさに、ビギナーでも楽しめるフィッシングを追求したのが「ZEBCO」なのだ。

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機能美が光る「ZEBCO」のヴィンテージリール

釣り道具には、その時代の最新の技術とクラフトマンシップが込められている。ヴィンテージの釣り具は、機能面では最新のグッズに劣るかもしれないが、デザインの美しさやシンプルな設計に魅力を感じる人は少なくない。

「ZEBCO」の初期のスピンキャストリールは、メタルによるフルメッキが施され、見た目のシンプルさは、現在のごちゃごちゃした作りのリールとは一線を画している。1949年、一番初めに登場したスピンキャストは、「スタンダード」の名で呼ばれ、完璧な状態で市場に出回ることは少ない。古い時代の製品らしく、部品の点数は非常に少なく、そのことが逆に耐久性を高めている。

スピンキャストばかりが注目される「ZEBCO」だが、スピニングリールにも人気のヴィンテージ品が存在する。それが、「Cardinal 3」だ。無駄なパーツを一切発見できない武骨なデザインと印象的な濃緑色が特徴で、1960年代に初登場した。実はこの「Cardinal 3」、本来、老舗釣り具メーカー「Abu Garcia」から発売され、スピニングリールの原点とまで称されたモデルだった。「ZEBCO」がOEMで販売したZEBCO版の「Cardinal 3」は比較的レアな商品となっている。

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「ZEBCO」のヴィンテージで新しいフィッシング体験を

ヴィンテージ釣り具と言われると、まるで鑑賞用かのような印象を受けるが、状態が良ければ古いアイテムでも十分、実戦で使うことができる。そのシンプルな構造は、現代の商品のように便利な機能はないものの、余計なサポートがないことによって魚との勝負を楽しむのに適している。ヴィンテージのリールで釣り上げる体験は、アングラーとしての自信を深めてくれるだろう。

その上で一つだけ述べておくなら、「ZEBCO」の「スタンダード」は、ブランド初の商品ということもありキャストにはかなり難がある。もし使うならば、ベイトキャスティングが良いだろう。

ヴィンテージの釣り具を扱う上で大切になってくるのがメンテナンスだ。技術の進歩により、釣り具に用いられる素材は年々耐久性を増している。一方で、ヴィンテージの釣り具は適切なケアを施さなければ急速に劣化していく。使用後のアフターケアを念入りに行えば、より道具に愛着がわくはずだ。

どれだけ道具が進歩してもフィッシングがレジャーであることに変わりはない。用いる道具の性能のみならず、美しさや歴史で選ぶのも楽しみの一つとなりうる。ヴィンテージと言っても「Cardinal 3」のように手ごろな価格帯で手に入るものもある。普段とは違う視点で道具を選んでみてはいかがだろうか。
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