世界の「SHIMANO」がおくるフィッシングギア

日本発の総合釣り具メーカーとして海外でも広く親しまれるSHIMANO。SHIMANOは自転車の部品メーカーとしても世界最大のシェアを誇る。現在のシマノ株式会社の母体は、1921年、島野庄三郎が起こした島野鐵工所で、佐野鉄工所から借用した1台の工具、六尺旋盤を元手に自転車のフリーホイールの生産に着手したのが始まりであった。1970年にはシマノの第2の柱となる釣具事業部を発足。これまでに培ってきた金属加工技術を生かしリール・ロッドを主力製品の一つとした釣具事業をスタートさせ、総合釣具のトップブランドの名を築いてきた。

近年では、釣り人とサイクリストのためのライフスタイルギア事業部を発足し、ここで紹介するウエアやシューズなどの周辺ギアの技術開発、製造にも力を入れている。

業界では先駆け、1965年米国にシマノ・アメリカンを設立し、グローバルブランドへの道を拓いてきた。現在では、欧州、北米、アジアなどを始め、世界各地に多数の拠点を持ち、世界の「SHIMANO」ブランド名を確立し、海外でも屈指の釣具メーカー／自転車部品メーカーとして、高い評価を得ている。


耐滑性抜群の「SHIMANO」のフィッシングシューズ

数あるシマノの人気商品の中から、ここでは、釣り人のスタンスに立って創られた快適かつ安全性の高いフィッシングシューズ「EVAIR MARINE FISHING SHOES」を紹介しよう。

このシューズの特徴の一つには、まず、わずか250gという軽さがある。発泡EVA素材というハイブリッド製法を採用しているので実に軽い。上部は大きな水抜け穴を多用したデザインで、速乾性、通気性にも優れ、まるでシューズを履いていることを忘れるぐらいに快適だ。

そして、足場の悪い所で活動する釣り人にとって、何より気になるのが耐滑性。このシマノのフィッシングシューズなら、ホールド性にも優れ、足とシューズをしっかり密着させてくれるので、水がシューズ内に入ってきても靴内部で滑らない。もちろん、靴底はラバーソールなので耐滑性及び耐久性にも優れている。踵部分には厚みがあり、足にかかる負担を軽減してくれる。

また、インナーソールは着脱が可能で、厚手の靴下着用も出来る。普段使いにも使用できるよう、カラーは性別を問わない豊富な色揃いで、スタイリッシュなデザインに仕上がっている。

なお、SHIMANOのシューズは、米国で先駆けて販売されたり、日本では未発売だったりするものもある。入手には、インターネット上のサイトなどでチェックすることも考慮したい。


「SHIMANO」の軽量シューズで軽快に思う存分釣りを楽しむ

釣り用のシューズを選ぶ際の第一の最優先すべきチェック項目は、何をおいても「耐滑性」であろう。滑りやすい水辺、岩場、デッキ上では、足元をしっかり固めなくてはならない。耐滑性を満たしてないシューズでは、釣りに集中出来ないばかりではなく、思わぬ事故にもつながりかねない。シューズを選ぶ際、安全に気を配ることは、「思う存分釣りを楽しむ」ための必須項目だ。

また、長時間、立っていることの多いシーンなので、足に負担をかけない素材、重さ、構造でなければならない。ここで忘れてはいけないのが、自分の足にフィットしたサイズを選ぶことだ。せっかくのシューズも自分の足にフィットしていなければ台無しだ。釣り用シューズを選ぶ際には、以上のことを考慮して購入したい。

SHIMANOの「EVAIR MARINE FISHING SHOES」は、これらの条件をクリアしたシューズの一つといって良いだろう。