STRIKE KING Terminal Tackle(ストライクキング/ターミナルタックル)
2024-07-28 / 193 view
STRIKE KINGの歴史
STRIKE KING(ストライク・キング)は、1972年に創立した米国のルアーメーカーである。
南メキシコに生産ラインを持っており、特に、水深のある湖やダムでの陸っぱりや、ボートでの釣りで使用されることの多い「ディープクランク(ミドルクランクよりもさらに深い層を探ることができるルアー)」では不動の名作の地位を築き上げているブランドである。
1970年代、米国ではバス釣りにおけるトーナメントが栄え、人気を博した。それに伴い、大型の量販店やアウトドアグッズにおける通信販売業は大きく成長し、STRIKE KINGも飛躍的な成長を遂げることとなった。
また、ケビン・バンダムやマーク・デイビスといった超有名バスプロをスタッフに有しており、その歴史は長い。
STRIKE KINGの製品について
それでは、STRIKE KINGの製品を紹介しよう。2011年B.A.S.Sバスマスタークラシックにおいて2年連続で優勝したケビン・バンダムが2年もの歳月をかけて開発に携わったルアーが「KVDクランク1.5&2.5」である。KVDシリーズはHCKVDS1.5SH、HCKVDS1.0、HCKVDS1.5、HCKVDS2.5、HCKVDS8.0、の5種類からなる。クラシックでのウイニングルアーでもあり、アングラーの間では絶大な人気を誇っている。このKVDクランク1.5は、まっすぐに規則正しい動きをする普通のクランクベイトとは異なり、水中で細かくゆらゆらと動く「千鳥アクション」を見せ、バスを魅了する。
小物に関しては、タングステンウェイトが挙げられる。この製品は、ラインに負荷をかけない、耐久性を持ったコーティングを施しているという逸品。ウェイトフォワード/ボートテイルの形状は、通常の弾丸のフォルムをしたウェイトよりも良好にカバーを貫通することができる。また、高密度のタングステンは、同じ重量の鉛よりも小さいサイズで使うことを可能にした。さらにその硬度は、ボトムやバイトの感触をアングラーによりダイレクトに与えてくれる。
STRIKE KING製品のメリットはルアーのみならず、このようなターミナルタックルにも見受けられる。ジグヘッドの使い勝手の良さは、多くのバスプロも認めるところだ。
STRIKE KINGの製品を使うシーンと使用感
KVDクランク1.5&2.5はノンラトル(ラトル音のしないタイプ)ということもあり、バスの活性が下がったシーンにおいてとても有効なルアーである。急速に不規則な動きをするので、クリアウォーターでもその威力を発揮する。障害物に当ててイレギュラーな動きをさせバイトに持ち込むパターンが不可能でも、ルアー自身が生み出す傷ついた小魚のような動きで、それを起こすことができるのだ。
タングステンウェイトは、それ自身が動くわけではないが、ブッシュやウィードなどストラクチャーの多い場面でも、ソフトルアーとの組み合わせることによってその力を最大限に引き出してくれる。たとえ他のアングラーが尻込みしてしまうような場所でも、攻撃的にキャストしていくことが可能になる。もちろんそこに魚が潜んでいる可能性は高いことから、チャンスをゲットできる確率は上がることは間違いないだろう。
トップバスプロの情熱と技術、そして充実した小物類のラインアップ。それこそがSTRIKE KINGの最大の武器であり、今もなお多くのアングラーの心を掴んでやまない魅力と言えるだろう。
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