EAGLE CLAW Rods(イーグルクロー/ロッド)
2024-11-24 / 917 view
アメリカを代表する老舗釣り具ブランド、EAGLE CLAW
EAGLE CLAWは、現在から遡ること90年、1920年代にコロラド州デンバーのドリュー・マギルとスタン・ライトというふたりの若い漁師によって設立された「ライト&マギジル社」が前身となっている。
彼らは空を飛ぶ鷹が魚を捕らえる様から着想を得て、独自にフックの開発を始めた。それから18年後の1938年にライト&マギジル社はEAGLE CLAW社として発展し、かつて着想を得た鷹の爪を名に冠するメーカーはさらにラインなどの製品の開発に取り組み始めた。
940年代には当時としては世界唯一の自動フック製造機を開発・運用し、自社のフックの爆発的な普及を推し進めた。80年代に発表されたフックは非常に鋭く滑らかで、しかも強いというまさに「鷹の爪」と形容するにふさわしいものになっている。現在ではフックやラインだけでなくフィッシングアクセサリー全般を手がけるメーカーとして世界的に認知されている。
今日においてEAGLE CLAWは世界でもっとも革新的かつ、米国で唯一無二の釣り針メーカーとして知られている。90年の歴史の上に慢心をすることなく、日々アングラーたちのニーズや最新のテクノロジーを取り入れた新たなプロダクトの開発を進めている。
EAGLE CLAWのロッドは作りの良さが高評価
フックのメーカーとして知られているEAGLE CLAWだが、同じくらい古くからロッドの製造も行っている。
国内でも若い頃からEAGLE CLAWのロッドに親しんできたというアングラーは多いだろう。その特徴を一言で表すのならば「堅実」そのものだ。革新的で前衛的な技術や最先端のマテリアルが使用されているわけではないが、だからこその使い勝手の良さを実現しており、まさに地に足の着いたロッドであると表現できるだろう。価格も比較的手頃であることから、子供や初心者に向けた入門モデルとしても用いられることが多いだけでなく、気軽なレクリエーションフィッシングの相棒としても愛されている。
古いモデルは現在ではプレミアムアイテムとなっているが、比較的流通量の多い最近のモデルであればすぐに手に入れることができるはずだ。もちろんリールやラインなどの相性を考慮することは大前提であるが、適度なハリのある作りの良いロッドは今なお色褪せること無くフィッシングの最前線で活躍してくれる。シーンを選び最適なチューニングを施せば大物とのファイティングにも通用するだろう。
懐かしのEAGLE CLAWをふたたび
EAGLE CLAWのフライロッドは、日本にフライフィッシングの文化が入ってきた頃、新米のアングラー達がこぞって手に取っていたという歴史がある。持ち手のコルクとイエローのカラーリングが特徴のフライロッドは、その手触りや見た目からおもわず懐かしい気持ちになるという人も多いのではないだろうか。
現在EAGLE CLAWのフライロッドは当時の懐かしさ溢れるカラーリングのまま低価格なロッドとして再登場しているため、あの時手放してしまったという人も懐かしさに身を任せてもう一度手にとってみてはいかがだろうか。もちろん親から子へとフライフィッシングを伝承する意味でも、子どもに与えるはじめてのフライロッドとしては申し分ないコストパフォーマンスだ。
世界でも指折りの歴史を持つEAGLE CLAWの製品は、鷹の爪たるフックから始まり、日本のフライフィッシングの歴史とともにあったロッドまで、釣りという文化の歴史そのものを思わせる重みを持っている。
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