OWNER HOOKS Terminal Tackle(オーナー/ターミナルタックル)
2024-09-17 / 186 view
伝統工芸の技術を活かす釣り針製作会社「OWNER HOOKS」
オーナーばりは1968年に兵庫県西脇市郷瀬町に設立された釣り具メーカーだ。海外ではOWNER HOOKSという名称で展開しており、1988年にアメリカ合衆国に共同出資会社であるオーナーアメリカンを設立している。OWNER HOOKSは国外でも1984年に日中合弁企業「天津オーナー有限公司」の設立、2012年にフィリピンで会社「OP WORKS INC」を設立、2014年にバングラデシュで加工を開始するなど活発に活動を続ける企業だ。
OWNER HOOKSが興った兵庫県西脇市および丹波市は播州針の産地として有名であり、釣り具メーカーでは他にもGamakatsuなど名だたる釣り針メーカーが育っている。播州針の毛ばりは経済産業省の伝統的工芸品指定を受けており、幕末の頃から同地は釣り針の名産地として名声を得てきていた。OWNER HOOKSの技術もこの播州針の技術から生まれたもので、古くからの伝統のもとで磨かれてきた技術がOWNER HOOKSの製品にも宿っているのである。
OWNER HOOKSは釣り針や仕掛けといった小物を中心として扱っており、1996年にはルアーブランド「c'ultiva」(カルティバ)、2002年には釣り糸ブランド「Zaito」を立ち上げた。両ブランドのどちらも国内外で高い評価を得ている。
また、フィッシング大会を頻繁に開催し、環境活動への取り組みも積極的に行うなど、商社としての活動以外にも活発的な企業である。
かかった魚は逃さない「Owner Mutu Circle Hook, #1, Chrome New」
「Owner Mutu Circle Hook」はOWNER HOOKSの代表的な商品の一つだ。「Mutu」という名前からわかるように、日本ではムツ針の名称でおなじみだ。
「Owner Mutu Circle Hook」の最大の特徴は、ムツ針と同じように針の先に作られた深いカーブにある。このカーブはハングネイル(日本語ではネムリ)と呼ばれる部分で、魚のあごに深く突き刺さる構造になっている。魚がヒットした時は約9割の確率であごに突き刺さるため、バレを避けやすい。ハングネイルが最大の効力を発揮するのは、ベイトを深く飲み込む習性をもった魚を相手にしたときだろう。ハングネイルの形は最初に針をかける時が多少かかりづらいという欠点はあるものの、いったんかかればほとんど外れることはない。針先が内側を向いているため根がかりしにくいというメリットもある。
気になる耐久性も満足のゆくものとなっている。ムツ針は他の針よりも太身に作られており、もともと耐久性は他の針より高い。さらにOWNER HOOKS社によってテストを繰り返され、少しくらいの重量では劣化することはなくなっている。100ポンド(約45.3㎏)の魚の重量に耐えることが証明されているほどだ。
丹念に焼しめられた鋼はクローム仕上げでさび除けが施されていると同時に、美しい見た目を得ている。きっとあなたの釣行にも輝かしい釣果をもたらしてくれるだろう。
アングラーを至福の瞬間に導く「Owner Mutu Circle Hook」
実際に「Owner Mutu Circle Hook」を使ってみると、いつも使っている釣り針との違いをヒットの時に味わえるはずだ。
釣り針によってはいつ外れてしまうかもわからない危なさがあるものもあるが、「Owner Mutu Circle Hook」はそんなやわな代物ではない。いったん獲物に食らいついたなら、決して離れようとはしないのだ。「Owner Mutu Circle Hook」はロッドを通して、針から逃れようとする魚の動きを手元に伝えきってくれるはずだ。まず外れる心配はないので、安心して魚との格闘を楽しむことができる。「Owner Mutu Circle Hook」は魚の存在感を伝えてくれる釣り針であり、それはアングラーとしての至福の瞬間を教えてくれる釣り針ではないだろうか。
頑丈にできているため、かかった獲物が予定外の大物であっても、魚が激しい格闘を演じたとしても、ゆがむことは少ない。さらに、釣り上げた後も針先は鋭さを保ったままで、長い間使うことができるだろう。加えてクローム加工がなされているので、錆の心配もあまりしなくてよい。フィッシングの最中には何も心配する必要なく、安心して楽しむことができるはずだ。
「Owner Mutu Circle Hook」は目の前の獲物に集中できる最高の瞬間を運んできてくれるだろう。
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