SERFAS(サーファス)の自転車
2024-09-12 / 155 view
自転車パーツの人気ブランド、SERFAS
SERFAS(サーファス)といえばアメリカの自転車パーツブランドの大手だ。アメリカ国内の9割以上の自転車ショップで販売されていると言われている。
取り扱う製品はサドルやタイヤなどの自転車に必須のパーツはもちろん、ライトやポンプ、カギといった関連用品やシューズやグローブなどのアパレルまで非常に幅広い。自転車乗りであれば、ロードバイク、MTB問わず様々なユーザーに使用されている。
高い機能性と品質を掲げた製品を使用者の求める性能を維持しながら、低価格で提供することをコンセプトに製品開発をしている。また、作った製品をただ販売するだけではなくアフターケアなどにも非常に力をいれている。
創業するきっかけとなったサドルが定番商品と言われているが、SERFASアイテムの出番はそれだけではない。自転車の夜間走行に使うライトにも定評があり、アメリカだけではなく、日本でも人気のブランドとなっている。
自転車ライトは安全面からも近年注目されているパーツの一つだ。特に、家庭用自転車よりも早いスピードで車道を走ることになるロードバイクには非常に大切なパーツである。最近では法制も整えられてきており、より一層、注目されるパーツとなっている。
今回はそんなロードバイクに必要不可欠な自転車用ライトについてSERFASの幅広いラインナップからピックアップして紹介していく。
様々な用途に使える万能ライト、TSL-750
まず紹介するTSL-750はSERFASのライトのラインナップの中でも幅広い明るさに対応するモデルである。その明るさは最高750ルーメンで、自動車などに使われるライトと同等の明るさを持つライトなのだ。
TSL-750は明るさだけでなく、明るさの切り替えもワンタッチなので、使う光量と点灯時間の調整も簡単にできる。そのため、光量を抑えれば最長で7.5時間の連続点灯も可能となっている。また、USBを使った急速充電にも対応しており、約3時間強でフル充電にできるという点もツーリングなどに使用する方には心強い。
先述のように、近年は夜間走行をするロードバイクも非常に多い。歩行者や自動車との共存を考えれば夜間走行のライトの役割は、自分が思っている以上に大切だといえる。
TSL-750は、レンズ交換によってノーマル照射とワイド照射にも対応している。街乗りメインで使用する方は自分の快適な走行だけでなく、歩行者や他の自転車、自動車などにしっかりとアピールできる照射方法を選択することをおすすめする。
SERFAS最高レベルの明るさ、TSL-2500
街乗りはもちろんだが、本格的なツーリングで夜間走行を行う場合には、街灯などの明かりが少ない道路を走行する場合も多々あるだろう。TSL-750の750ルーメンも街乗りでは問題なく使用できる明るさではあるが、そういった用途では少々心もたない場合もある。
実は、SERFASには、ライトの上位モデルとしてさらに明るい光量を誇る製品が存在する。その中でも最上位モデルに位置するのが、TSL-2500だ。
その光量はなんと2500ルーメンとTSL-750の約3倍以上である。もちろんバッテリーパックなどを含めると重量も倍以上にはなってしまうが、ロードバイク用のヘッドライトとしては最高レベルの明るさを誇る。
こちらも5モードによる光量の使い分けができ、ハンドルだけではなくヘルメットにも装着できるマウントも付属されている。ケーブル式のリモートスイッチもあるため、光量の調整を手元で簡単にできる点も魅力的だ。
価格も自転車ライトとしては非常に高いため、簡単に購入に踏み切れないケースが多い。しかし、海外のネット通販などでは中古品が安く販売されている。状態をしっかり見極められれば、日本国内で買うよりも安く入手することも可能だ。
価格や重量を考えれば、少々オーバースペックに感じてしまう方も多いかもしれないが自分の走行するフィールドに合わせて最善の選択をすることは、万が一の事故を防ぐために非常に大切なのである。