STRiDA(ストライダ)の自転車

 2024-04-23 / 934 view

STRiDA 折り畳み式 自転車
世界中にファンを持つSTRiDAの折り畳み式自転車

独創的なフォルムで人気のイギリス生まれのSTRiDA(ストライダ)折り畳み式自転車。ストライダの原型は、ロンドンの大学でインダストリアル・デザインを学ぶ一人の大学院生から生まれた。

彼の名はマーク・サンダー。折り畳み式の簡易ベビーカーからアイディアを得た彼は、在学中「折り畳み式自転車を簡素化する」というプロジェクトに取り組んだ。彼の卒業論文にはそのストライドの原型が詳細に記されているという。

1985年にはIndustrial Property Rights Lidがライセンス契約を結び、翌年からストライダ第1号の製造が始まった。ストライダのデビューは87年のロンドンの老舗デパート「ハロッズ」の店頭であった。その翌年には、最も革新的な新製品におくられる自転車のイノベーション賞を3つも受賞している。その後もSTRiDAは数々の賞を受賞し、着実にファンを増やしていった。

1997年にはそのライセンス権がRoland Plastics社に移り、ストライダ2号が製造が始まる。2000年にはアメリカ人のSteedman Bassと契約を結び、ストライダ3号の製造に着手。その後、需要の拡大に対応するため、生産ラインを台湾Ming Cycle社に移す。そして、今日では39か国に販売店を持ち、折り畳み自転車ブランド名を世界中に広めていった。

STRiDA 折り畳み式自転車
行動範囲が広がる折り畳み式自転車、STRiDA

日本でも愛好者の多い個性的な形をした折り畳み式自転車STRiDA。この自転車の第一の魅力に挙げるのは、折り畳みの開閉の簡単さにある。シンプルな構造で、慣れれば10秒もかからない。あっという間に出来上がる様子はまるでマジックようだ。これは、電車やバスなどを併せて利用する通勤・通学には、非常に高いポイントである。

また、STRiDAの特徴は、折り畳み時にもある。折り畳んだ状態でタイヤが下方にくるような構造になっていて、タイヤを転がしながら歩ける。持ち運び時にタイヤに触れない構造と、それに加えチェーンではなくベルト駆動を採用しているので、衣服や手を土や油で汚す心配もない。なんとも、至れり尽くせりの現代人のバイクである。気になる重量だが、モデルによって異なるが、8.6kg~13.8kgとなっている。

製品のラインアップは、トップラインから並べると、C1→ EVO LIMITED EIDTION→ EVO18→ EVO16→ SX→5.0JP→ LTとなる。C1はフルカーボン素材で8.6kgという最軽量を実現した。

中でも、お勧めしたいのが内装3段変速ギア付きのEVOシリーズ。折り畳み自転車は、タイヤが小さめなので、ギア付きは嬉しい。これなら坂道もへっちゃら。利用する場所も広がってくるというものだ。

STRiDA 折り畳み式 自転車
STRiDAの乗り心地を体感しよう

ストライダに限らず、折り畳み式自転車の利点は、電車、バス、車、オフィス、店舗、自室、どんな所にも持ち運べるところだ。適当な駐輪場がない、あっても駐輪場は信頼できないと盗難を心配する人にはもってこい。駐輪場要らずの自転車である。

独特の形状をしたSTRiDA、だからこそ、乗り心地が気になるところだ。構造上、ストライダはハンドルが前方に位置するため、初めて乗る時には少々違和感があるかもしれない。だが、愛用者は揃って、慣れてしまえば、なんて事はないと言う。

また、小径車は振動を直接受けやすいのだが、グリップは手の形状に合わせて作られたエルゴ形状になっており、手の平に当たる部分の盛り上がりが衝撃を吸収してくれる。サドルもゲルパッドが内蔵されており程よくクッションが効いていて座り心地がいい。

最後に、ストライダの購入を考えている人にひとつだけアドバイス。他に類を見ないこの三角自転車が街中を走っていると、とにかく目を引く。時には呼びとめられて質問攻めにあうかもしれない。それだけ存在感があるバイクということなのだ。こんなバイクで街中を走ったらきっと楽しいことが待っている、そう思わずにはいられなくなるのが、STRiDAという自転車ブランドの最大の魅力であろう。
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