GT Bicycles(GTバイシクルズ)の自転車
2024-11-20 / 669 view
BMXの人気ブランド、GT Bicycles
GT Bicycles(GTバイシクルズ)という自転車ブランドを知っている方も多いのではないだろうか。
GT BicyclesはBMXやマウンテンバイクなどを販売するアメリカに拠点を持つ自転車メーカーである。日本でも馴染み深い自転車ブランドの一つで、特にマウンテンバイクは自転車に興味がない方でも一度は街で見かけたことがあるだろう。日本ではマウンテンバイクやクロスバイクのブランドとしてのイメージが強いかもしれないが実は世界的にも有名なBMXのブランドとして知られ、BMXブームの火付け役とも言われている。
GTの創立者の一人、ゲーリーターナーは高度な溶接を持った楽器職人で、仕事とは別にクロモリのフレームを使ったBMXを自らの息子向けに作っていた。当時はクロモリのフレームを使ったBMXは革新的だったため瞬く間にその噂が広まり、GT Bicyclesというブランドとして世界に向けて販売されるようになったのだ。
GT Bicyclesの人気の秘訣は高性能なフレームを毎年開発し、常に進化するBMXを世界に向けて生産しているという点だ。一般向けのBMXはもちろん、プロ仕様の専用モデルも多数販売し、BMXレースの上位に毎年名を連ねている。
GT Bicyclesの伝説のBMX 、Performer
BMXといえばフリースタイルで乗れる自転車としてのイメージが強いが、実はGT Bicyclesの開発した一台のBMXがフリースタイルを確立する大きなきっかけになったのだ。
BMXというジャンルの中で伝説とも言われているPerformerは一つのBMXで様々なトリックができ、ストリートでのトリックはもちろんスケートパークライディング、ダートでのジャンプなどを一台のBMXでこなしてしまう優れものだ。現行モデルではGT Bicyclesの高度なフレーム作りを体現した軽くて丈夫なフレームが売りとなっており、様々なスタイルに対応できる基盤はやはり創業当初から一貫して行われているフレーム作りであると言える。
また、自らカスタマイズしなくてもストリートで輝く、そのデザイン性にも注目したい。GT BicyclesのBMXは基本的に一つの完成品としてフレームやパーツがトータルコーディネートされており、購入したそのままの状態でもハイセンスなデザインなのだ。
機能性だけではなく、デザイン的な魅力をしっかりと兼ね備えたPerformerだからこそ、BMXにフリースタイルという新しいジャンルを作り出し、現在まで伝説のモデルとして語り継がれているのだと言える。
日本での定番アイテム、GT BicyclesのMTB
GT Bicyclesは世界的にBMXの人気ブランドとして有名だが、日本では断然MTBの利用者が多い、本格的なレースに参加するライダーはもちろんだが、ファッション感覚で街乗りに使用する人や通勤などで利用している人も多く見かける。
GT BicyclesのMTBはBMXと同じく独自に開発したフレームが売りで、現在でも世界中の大会などで使用されているトップブランドの一つと言われている。強靭で軽量なフレームは路肩の段差、少々の悪路など街乗りにも最大限に活かせる。もちろん山岳でのオフロード走行、ダウンヒルなども楽しめるモデルも存在しライトユーザーからヘビーユーザーまでカバーしているMTBだと言える。
デザイン性も非常に高く、クロスバイクにも劣らない洗練されたフレームとパーツは街乗り向けのMTBと言っても過言ではない。価格は幅広く安いモデルでは3万円前後のモデルから10万円を超えるより専門性の高いモデルまで存在する。
GT BicyclesのMTBはモデルチェンジも頻繁に行われているため、モデルによって希少価値が高いものも存在するため、自分の気に入ったモデルを探すには海外通販などもおすすめする。日本に出回ってない希少なモデルはもちろん、安価なものも存在するため、手軽にMTBを利用したいと考える人にも最適だ。
日常生活にハイセンスなGT Bicycles のMTBを取り入れることで、何気無い通勤や移動が非常に楽しく、アクティブな趣味へと変貌する。MTBに興味がある方にはぜひおすすめしたいブランドだ。