CUBE(キューブ)の自転車
2024-11-18 / 720 view
ヨーロッパのトップ自転車ブランド「CUBE」
創業20年の歴史を持つドイツの自転車メーカー「CUBE(キューブ)」。
これまで日本では個人輸入でしか入手できなかったことから、国内での知名度はさほど高くはなかった。だが本場ヨーロッパでは優れた品質の自転車を供給するメーカーとして広く認知されている。
ここ日本でも2016年についにCUBEの代理店が生まれたことで、正式に販売されることとなった。日本における知名度や評価はこれから定まっていくだろう。
ドイツブランドらしい堅実な設計の自転車はヨーロッパのプロチームも採用しており、その品質は第一線を走るライダー達も一目置いている。
CUBEの自転車はその性能とは裏腹に比較的安価で手に入ることからエントリーモデルとしても最適であると言われるコストパフォーマンスの高さを持っている。
安価であるとはいえ自転車に詰め込まれたテクノロジーは凄まじく、自転車のフレーム素材として重用されるカーボンも粒子レベルから成分の調整を行うことで、軽量性や剛性、ダメージへの耐性などを格段に向上させている。
またテクノロジーのみならず市場に送り出す前のテストも入念に行っている。
自転車の性能だけでなく安全性も重視するCUBEは、自社内施設において実に3000回ものブレーキングテストを行う。この耐久試験を突破したモデルだけが我々のもとに送り出されているのだ。
CUBEロードバイクの優秀なコストパフォーマンス
CUBEのプロダクトの中でも特にコストパフォーマンスが高いのがロードバイクだ。前述のように日本でも正式販売が始まったことから各地のイベント等でもすでに展示されているものを目にした人もいるかもしれない。
CUBEのロードバイクは基本的に完成車のみの販売となっているが、それゆえに車体を構成するあらゆるパーツに一切の妥協がなく、非常に完成度が高いのが見て取れる。
また、ロードバイクのスペックや価格帯によってさまざまなバリエーションが用意されており、とにかく勝つことにこだわるプロフェッショナルから、気軽な週末ライドを愛好するライダーまで幅広いロード乗りたちに向けてプロダクトを送り出している。
ロードバイクは見た目も大切だと考える人もいるだろう。人気のメーカーやモデルは人と被りやすいが、それを厭う人にとってもCUBEはおすすめであるといえる。
CUBEのロードバイクは全体的に独特なカラーリングが施されており、フレーム全体が鮮やかな原色のものからブラックの中にアクセントカラーとして蛍光色が置かれているものまで、とにかく他のブランドにはない独特の個性を持っている。
もちろん好みは分かれるだろうが、一見の価値があることは間違いない。
洗練されたフォルムのCUBEのマウンテンバイク
CUBEのマウンテンバイクはCUBEらしい性能やコストパフォーマンスだけでなく、そのデザインが美しい。
すっきりとして細身のロードバイクに比べ、耐久性が求められるマウンテンバイクはどちらかというと「ゴツい」。それは車体性能を担保するために必要なことではあるが、だからこそCUBEのマウンテンバイクを見るとその洗練されたフォルムに驚かされる。
カーボンをメイン素材としたフレームは炭素素材の成分レベルでの調整が施されており、マウンテンバイクでありながらすっきりとしたデザインはこのテクノロジーによって実現されている。
ゆえに耐久性や剛性、衝撃吸収性が損なわれているわけではない。マウンテンバイクにしては細身の造形は一見すると性能に不安を抱くかもしれないが、それはまったくの杞憂というわけだ。
ロードバイク同様マウンテンバイクも使用シーンによって細かくシリーズ分けがされており、自身のライドシーンにもっとも適した一台を見つけることができるはずだ。