Cannondale(キャノンデール)の自転車
2024-11-06 / 633 view
世界中のサイクリスト達から愛されているCANNONDALE
CANNONDALE(キャノンデール)は、1971年にアメリカ合衆国で創業された人気の自転車メーカーである。『CANNONDALE』という会社名の由来は、創業時の本社の近くにある駅の名前を会社名にしている。クロスバイクをはじめ、高品質で高性能なCANNONDALEのサイクリング関連商品は、多くのサイクリストから愛されている。
CANNONDALEの製品は、サイクリスト達のニーズが幅広く反映されている。1983年に登場した極太アルミフレームが有名になり、人気のブランドへと成長していった。現代では、CANNONDALE独自の技術によって『CAAD』という高性能アルミフレームも製造されている。
CANNONDALEは1984年にマウンテンバイクを発表した。CANNONDALEの製品は60ヵ国以上で販売され、世界中のサイクリストから支持を集めている。2007年にSUPERSIXが登場。2009年にSUPERSIX Hi-Modが発表され、その3年後にSUPERSIX EVOが登場したのである。
CANNONDALEの新しい技術によって軽量と高い剛性が実現
SUPERSIX EVOは世界的な人気を誇る。
自転車生産大国とも言われているドイツにある、第三者検査機関『ゼドラー・ラボ』でSUPERSIX EVOを検査した結果、フレーム重量が695gと軽量でありながら、重量剛性比が高い数値をだした。驚くほど軽量だが、強度と剛性も兼ね備えている魅力的なクロスバイクである。
クラシカルな雰囲気をもつフロントフォークや、細くてすっきりしたヘッド周りなど、性能だけでなくデザインも良い。ドロップアウトのエンド取り付け位置は、オフセットされている。SUPERSIX EVOは、『軽量』『強度』『剛性』『垂直方向の追従性』『空気抵抗の削減』という5つの要素が調和している。
SUPERSIX EVOの軽量化は、『バリスティックカーボンテクノロジー』という新しい技術によって実現している。バリスティックカーボンテクノロジーとは、補強のためのカーボンシートを側面に増し貼りすることで強度を高める方法である。フレームの側面などに、補強カーボン材を連続して配置することによって、剛性を高めている。
細部まで設計やカーボン素材の配置をこだわっていることで、より高い剛性と軽量化を実現しているのである。
CANNONDALEが誇るテクノロジーによって生まれた高性能バイク
今までにないルックスで注目を集めたクロスバイクが、CANNONDALEのSLATE(スレイト)である。SLATEはフレームにドロップハンドルを装着していたり、『レフティ』と呼ばれる、CANNONDALEが誇る片持ちサスペンションが搭載されている。『オリバー』というSLATE専用のサスペンションがあり、これによってオフロードの走行時、ハンドリングを安定させているのである。
また、CANNONDALE独自のコイルオーバーガス・ネガティブスプリングを使用している。これによってペダリングロスを防ぎ、快適な走行を維持してくれる。まるでロードバイクのような、軽快な走行を体感できるのである。SLATEに搭載されているレフティやオリバーは、リバウンドアジャスターやPBRロックアウトが備えられているから、場所を問わず高い性能を発揮してくれる。
SLATEに使われているタイヤは、42Cタイヤと650Bのホイールである。この組み合わせによってロードのような走行感と転がり性能を発揮している。これらのタイヤやホイールを使用することを前提にフレームを設計されているから、コンディションを気にしないでサイクリングを楽しむことができる。
SLATEのシートは、ワイヤー内蔵のドロッパーシートポストにも対応しているから、シチュエーションに合わせて高さを細かく調節できるから、より安定して走ることが可能だ。SLATEはCANNONDALEが誇るテクノロジーを様々な箇所に用いられているから、走る場所を限定することなく、衝撃が少なく快適な走行を楽しむことができるのである。