SCOTT(スコット)の自転車
2024-09-04 / 396 view
SCOTTが誇るSPEEDSTERシリーズ
SCOTT(スコット)は1958年に誕生した自転車ブランドだ。実は、創業当初は主にスキー関連商品を取り扱っていたという少々変わり種のサイクルブランドである。1986年にSCOTT最初のマウンテンバイクを世に送り出し、1992年には、フルサステンバイクを発表している。
SCOTTは、前述のとおりスキー関連商品からスタートしたが、今では、軽量なITバイクやロードバイクが多くのサイクリスト達から支持を集めている。
人気のSPEEDSTERシリーズは、レースで走ることができるように設計されたロードバイクである。ロードバイクビキナー層に最適なシリーズである。SPEEDSTERは、アルミフレームで価格を抑えながら、カーボンモデルで培った設計を反映している。
SPEEDSTER10は、F01 AERO TECHNOLOGY(F01エアロテクノロジー)を元に、エアロフレームを再設計した、アルミロードバイクである。SPEEDSTERシリーズは、現在、このSPEEDSTER10が最上位モデルだ。
F01 AERO TECHNOLOGYは、NACA(現NASA)のテクノロジーを利用して、低スピードでも空気抵抗を抑えることができる、ということを現実化させたものだ。空気抵抗を抑えるために、チューブを後方取り除いた結果、エアロ効果がありながら剛性化と軽量化を実現している。
SCOTTの高性能なビキナー向けロードバイク
SPEEDSTER20は、サイクリングだけでなく、通学や通勤にも最適なロードバイクである。ブレード状のエアロ形状なフォークが特徴だ。軽量でありながら、振動吸水性にも優れている。
SPEEDSTER20では、シートポストにカーボン製のポストが付属している。また、ピラー部分もカーボンだから、衝撃吸収性にも期待できる。やぐらはアルミである。軽量なダブルバテッド構造のアルミチューブを採用している。軽量かつ剛性に優れ高性能なSPEEDSTERシリーズは、世界中で愛されているのである。
また、SPEEDSTER S25は、ロードバイクビギナーに最適なロードバイクである。ドロップアウトとコラムはアルミ製だから、耐久性にも優れている。全体の性能や剛性のバランスが良いため、ビギナーだけでなくレースにもぴったりだ。耐久性や剛性が高く、コストパフォーマンスが良いのも魅力的である。
SPEEDSTER S25のブレーキは、シマノBR-R561Black。ホイールは、シンクロスのRace28AeroProfileである。リアバックは、シンプルなストレート形状で、耐久性に期待できる。コンポーネントはシマノ105である。
軽量かつ剛性に優れた次世代エアロ・ロードバイクSCOTT FUIL
FOILは空力や剛性、軽量をバランスよく実現している次世代のエアロ・ロードバイクである。剛性に優れていながら軽量で、空気の抵抗も減らしてくれる。よって、シチュエーション問わず安定した走りを期待できる。レーシングにも最適なロードバイクだ。
FOIL PREMIUMは軽量フレームを採用していて、335gのフォーク(スモールパーツを含む。Mサイズ)と、945gのフレームを使用している。軽量だが、フレームのエアロダイナミック性能をヘッドチューブからリアドロップアウトまで改良されたことによって、剛性が上がりより快適な走りを実現してくれる。
FOIL10は、メルセデス・ベンツF1チームとの共同開発によって生まれた。この共同開発により、軽量かつ剛性のバランスの良さを実現しているエアロ・ロードバイクが生まれた。
FOIL30は、ヘッドチューブの径を拡大して、ステムやフレームとの結合をシームレスに変更している。変更した結果、余計な段差がなくなり、剛性や空力の性能がより上がって、さらに快適に安定して走ることができるロードバイクとなった。
今後もSCOTTによるバイクの革新は続いていく。そして、多くのサイクリストの満足度を高めていくことだろう。