KESTREL(ケストレル)の自転車
2024-12-04 / 1004 view
ロードバイクの歴史を変えたKESTREL
KESTREL(ケストレル)は、アメリカの自転車ブランドであり、世界屈指の知名度を誇っている。世界初のフルカーボンフレームを搭載したロードバイク『KESTREL4000』は名車として現代でも語られるほどだ。
1980年代当時、他ブランドはアルミや黒もフレームが主流であった時代に、カーボン素材が自転車フレームには最適だと考え、カーボンフレーム開発に着手したその行動は、まさにロードバイクの歴史を変えたと言って間違いない。
そんなKESTRELの技術力は間違いなく世界レベルであり、これまでに多くの世界初の技術を世に発表してきている。自転車への愛と向上心は現在も受け継がれ多くの支持を集めている。他ブランドとの一番の違いは開発、自社での生産、開発が可能なことであり、これにより作りたいものを自由に作る事で個性的な製品を生み続けてきたことだ。
KESTRELのバイクの特徴といえば、シートチューブのないその個性豊かなフレームデザインだ。その一目でわかる個性的なデザインは多くのトライアスリートなどのタイムトライアルライダー達がその魅力に夢中になっている。
そして何よりデザインだけでなく、KESTRELのロードバイクの性能が高いことを数々の大会で愛用しているライダー達が優勝していることが証明しているのだ。
KESTRELのカーボンフレーム
世界初のフルカーボンフレームを発表したKESTRELが業界に残した功績はすさまじく、その性能は年を重ねるごとに進化を続けてきた。そして現在もカーボンバイクオンリーを貫いていることからもそのこだわりがお分かりいただけるはずだ。
KESTRELは、トライアスロンバイクやロードレーサーなどの競技用のロードバイクが有名ではあるが比較的一般的なモデルも提供している。その代表として『TALONシリーズ』がある。KESTRELのエントリーグレードに位置づけられているモデルだが、その性能は非常に高い。
その洗練されたフレームは、科学的な風洞実験を繰り返し重ね考え抜かれたモノとなっておりフレームのプロであるKESTRELの技術が凝縮されている。その優しい乗り心地は、長い距離を走ることを全く苦に感じさせないものとなっていることで、長距離を走ることで威力を発揮する。
このTALONシリーズは、『TALON TRI』がトライアスロン仕様を指していて、『TALON ROAD』はロードバイク仕様を指している。どちらも同じフレームだが、シーン別に考えて組まれているので是非とも好みのモデルを選んで乗ってみてもらいたい。
KESTRELの魅力は長距離を走れること
トライアスロンなどのレースにおいて、多くのトライアスリートが持つ悩みはやはり後半のタイムの落ち込みである。だがそれを解消する性能を持っているのがKESTRELのバイクである。
そのタイムの落ち込みを考慮して作られているバイクは、長距離の走行の後半に最高のパフォーマンスを発揮できる事を第一に考えている。この事からも分かるように、長距離を走ってこそ、KESTRELの魅力が最大限感じれることは間違いない。
フラグシップモデルの『4000』シリーズから、エントリーグレードの『TALON』シリーズまで、シーンに合った乗り方を出来るものを揃えている KESTRELのバイクに是非ともあなたのシーンに合わせて乗ってみてもらいたい。
そしてそのバイクでロングディスタンスの走行をしてみてもらいたい。走った後に感じられるのは疲れよりも、その乗り心地と性能の高さへの驚きのはずだ。