BASSO(バッソ)の自転車
2024-11-06 / 343 view
クオリティの高いフレームが人気のBASSO
BASSOは自転車レースの本場であるイタリアのメーカーで、創業は1979年。それほど新しくはないが、最大の特徴であるフレームのクオリティの高さから、短期間で人気が出たブランドだ。
BASSOはイタリアのメーカーながら、ドイツを主なマーケットのターゲットにしている。それほど自分たちの自転車のクオリティに自信があるということだ。主に、ロードバイクとクロスバイクをメインに扱っており、どれもフレームの素材に非常にこだわった性能の高いバイクとなっている。
こうした高品質のバイクを生み出すBASSOを支えているのは3人の実の兄弟だ。長男のマリノはもともとプロの選手として多くの大会で優勝していた。次男のレナートは経営を、そして三男のアルチーデはメカニックとしてそれぞれBASSOで活躍している。
それぞれが、プロの選手・経営者・技術者としてBASSOの屋台骨を支えているのだ。
フレームの素材にこだわりぬいたBASSO
BASSOはクロスバイクにしてもロードバイクにしても、徹底的にフレームにこだわっている。
フレームといえば。以前はスチールがメインだった。強度や合成にも優れた素材として人気だったが、今は違う。BASSOはカーボンファイバーに、エポキシ樹脂の素材を合成しカーボンファイバープリプレグという専門のフレーム素材を使用している。このフレームを使うことで、最適なクッション性能と耐久性を両立したのだ。
フレームにこだわったBASSOお勧めのモデルをいくつかご紹介しよう。ロードバイクからはハイエンドモデルのDIAMANTE SV(ディアマンテSV)が登場。エアロ効果と軽量化を最高レベルにまで引き上げた、まさにレース仕様の最高傑作となっている。
また、BASSOの入門モデルとしてお勧めはLOTO(ロト)だろう。コンフォートなつくりとなっており疲れにくい設計がなされている。
さらに、クロモリフレームでも高品質なものが多数ある。例えば、VIPERシリーズのVIPER105はメインコーポーネントに日本のシマノが採用されている。また、VIPER SORAはクロモリフレームにカーボンフォークの組み合わせで衝撃吸収力に優れている一台だ。
BASSOの少数精鋭のバイクでぴったりの一台を。
BASSOはそれほどバイクの種類が豊富なブランドではない。大型のメーカーと比べると物足りなく感じることもあるだろう。
だが、一台一台、そして部品の一つ一つへのこだわりは高いものを感じる造りだ。それはやはり先ほども紹介した3兄弟の連携によるものだろう。プロの選手と、プロの経営者と、プロのメカニックがそろって初めてBASSOの高い品質のバイクが生み出されているのだ。
イタリア国内で、そしてヨーロッパをはじめ世界中でそのクオリティ高さが認められた現在でも、BASSOは研究開発を怠らない。地元の大学や多くのエンジニア、そして企業や研究所と連携し、さらなる高みを目指して開発に励んでいるのだ。
こうしたたゆまぬ努力、地道な努力が今のBASSOを後押ししているのだろう。ぜひ、この機会にBASSOのバイクを試してみてはいかがだろう?真の意味でクオリティの高いバイクとは一体何か、を実際に体感できるに違いない。