FLHTC ELECTRAGLIDE CLASSIC [エレクトラグライド クラシック]

 2024-09-10 / 247 view

FLHTC ELECTRAGLIDE CLASSIC

FLHTC、タフで一生付き合える

ハーレー本来の姿であるツアラーモデルは、安定した走りからどんな道でも走破する事ができるモデルである。ハーレーは日本で登録されている大型バイクの約4/1を占めると言われており、昔と比べると年間3000台程度の売り上げから現在は1万台以上の売り上げとなる。ハーレーと言えば誰もが簡単に手を出せるような金額ではなく頻繁に起こるメンテナンス費用を合わせると厳しいイメージがある。しかし根強いファンがいるのも事実で、旧車にくらべ現在では格段にメンテナンスの頻度も減少し、長い距離を走らせることが可能となった。今回はFLHTC ELECTRAGLIDE CLASSIC [エレクトラグライド クラシック]というタフで一生付き合えるハーレーを紹介する。

FLHTC ELECTRAGLIDE CLASSICのツーリング風景

長距離用機能は完璧

まず最初に目に付くのはその大きなフロントカウルと重量感を感じさせるフォルム。それもそのはず重量は400kg近くあり、実際に目の前にすると存在感に圧倒される。他にもツインカム96 1584ccエンジンや前後16インチの小口径ホイールなど特徴的な部分が多く存在する。大型のツアーパックと左右のハードサドルバッグで二人分の旅行荷物も入ってしまうほどの積載量を誇るなどバイクとしての性能と快適性も両立している。オーディオ機能も搭載しているので長距離移動の際に必要な機能はほぼ完備されていると言っていいほどである。走行時にはその安定性の高さから重量を感じさせない走りができ、特に直進の安定性はピカイチである。長距離を走行するように想定されて作られたCLASSIC [エレクトラグライド クラシック]は高速道路などの直線でその安定性を再認識できるだろう。

FLHTC ELECTRAGLIDE CLASSICと海外風景

フロントカウルの良さが分かるようになったら

長距離を快適に走る事ができるCLASSIC [エレクトラグライド クラシック]だが、やはり重量があるので街中や交通量が多い道などは扱いが難しく、態勢を崩してしまうと立て直すのが大変困難である。小回りが特別良いわけでもないので気軽に短い距離を走行するのであれば小型のバイクをオススメする。他のメーカーでも快適に走行できるバイクは存在するが、おそらくここまで乗り心地や走行時の疲れがたまらないバイクはCLASSIC [エレクトラグライド クラシック]だけである。
大きなフロントカウルが特徴的で若い層からはチョイスされる事が少ないが、CLASSIC [エレクトラグライド クラシック]は純粋に走る楽しさを感じる事ができる素晴らしいバイクである。

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