FLHRI ROADKING

 2024-04-15 / 329 view

FLHRI ROADKING
1996年に誕生したこのバイクの特徴は積載量にある。
サイドバッグが大きいため、ツーリングで必要なものはすべて収納できるといっていいだろう。
クラシックモデルの特徴であるレザー製サイドボックスには、飲料から何かあったときのための工具など両サイドの大きなバッグに全て詰め込むことができる。この収納性があるがゆえにFLHRI Road Kingを選んだという声も少なくない。

しかし、優れ収納性を持つFLHRI Road Kingでも弱点がある。
ロードキングのリヤタイヤは他のハーレーに比べて細く、金具もリア周りについていて見た目が良くないのだ。普段はサドルバッグに隠れているが、いざバッグを取ってみるとその貧相さが際立ってしまう。サドルバッグだけでも重量があるので、街乗りなど近場を走る際はバッグを取り外すライダーも多いが、外見を鑑みると取り外さないほうが無難だろう。



FLHRI ROADKINGの全容


ちなみに車体の重量は350kg。重心は低いためカカトがつくので、取り回しはやりやすい。ハンドル位置も他のハーレーと比べて低いので、力を入れやすい設計になっている。
ビッグツインモーター、ツインカム88の最新バージョンを搭載した1449ccエンジンは、40ミリメートル(1.6in)CVキャブレターによって供給され、クロスオーバーの排気管を通じて独特のオフビート音を奏でる。

さらに、ハーレーの典型的な固く重たいシャーシは安定した走りを約束しており、
空気調整可能なリアサスペンションは、ツーリングにかかる負荷を軽減。ウインドシールドにおいては、シンプルでクラシカルなスタイルなため、逆に高速道路などでは風を強く感じてしまい、ヤッコウカウルのほうが楽に走れるだろう。しかし、ヤッコウカウルのデザインは好き嫌いがあるので、カスタムするかどうかは意見が分かれることろである。


FLHRI ROADKINGのエンジン回り

また低速時の鼓動感と高速時の収縮のふり幅も目を見張るものがある。
旧車のハーレー程のエンジンのドコドコ感は薄いところもあるが、FLHRI Road Kingは、他の車種に比べればひけをとらない。80km/h超えたあたりから鼓動も収縮し、高速で走っていても苦にならないバイクである。

FLHRI ROADKINGのフロントライト

見た目のメッキ&塗装のフォルムは洗練されており、特にメッキの仕上げは深みがあることも特徴的な部分である。厚く塗られているが故に角部のRがより丸みを帯びるからである。とにかくメッキが美しい。

またエンジンの造形はまさにHarley特有のものをそのまま生かした構造で、国産含めクルーザータイプのバイクは多々ある。一見同じようなデザインながら、ここだけは明らかに違うのがエンジンの造形だ。圧倒的な積載量を誇るロングツーリングには最適なFLHRI Road King。
ツーリングの楽しみを120%引き出すためには、些細なところにもこだわりを見つけるとよいだろう。
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