FXCWC ROCKER C [ロッカー]
2024-11-03 / 862 view
FXCWCの魅力とは?
ハーレーダビッドソンのFXCWC ROCKER C [ロッカー]の2011年モデルは2010年8月28日に発売。全長は約2.4m 、全幅は約0.9m 、全高は約1.2m となっており、ハーレーダビッドソンの他のモデルに比べて全幅が少し小さめになっている。エンジンの総排気量は1580cc。1400台のハーレーダビッドソンのバイクに比べると排気量は大きめだ。当時のメーカん希望小売価格は259万8000円。200万円以下のシリーズもあるハーレーダビッドソンのバイクの中では少し高めの価格設定となっている。
隠れ収納つきの賢いやつ
ハーレーダビットソンのFXCWC ロッカーとはどのようなバイクなのだろうか。このバイクはソフテイルファミリーに属するため、ソフテイルファミリー全車に搭載されているABS が採用されている。新たに採用された機能はシールドハンドコントロールスイッチとボディーコントロールスイッチ。これらを採用することによって、最新のバイクとして仕上がっている。マスターシリンダーカバーとフロントブレーキパッドは従来のシリーズから変更が行われ、最新のものとなった。FXCWC ロッカーは通常のモデルとは違い、フロントフォークを寝かしたカスタムスタイルに。また、シートの下に二人乗りできるパッセンジャーシートというものを格納できる隠れ収納を採用した。オイルタンクはボディカラーとあわせており、トータルなカラーデザインというものを楽しめる。ハーレーダビットソンでおなじみのクロームパーツも各所に散りばめた。
価格は賛否両論、デザインは唯一無二
ハーレーダビッドソンのFXCWC ロッカーを実際に買ったユーザーはどのような印象をこのバイクにもっているのだろうか?最も多い意見は価格が高すぎるという点だ。ハーレーダビッドソンのバイクは他のメーカーのバイクに比べて金額が高めに設定されている。ハーレーダビッドソンの間であれば、当たり前のように受け入れられている金額帯だが、そのハーレーダビッドソンのファンからしてみても、このFXCWC ロッカーは高いと言われている。なぜかというと、同じようなスペック、同じような装備にあるにもかかわらず他のハーレーダビッドソンのバイクでここまでの金額というものがなかったため、それと比べると高いのではないかという意見が多い。しかし、デザインがこのバイク唯一のものなので、それを手に入れるためにはこの金額で正しいという人も多く、賛否両論となっている。
流通はわずか、激戦に備えよ
今回ご紹介しているハーレーダビッドソンのFXCWC ロッカーは2010年に発売された2011年モデル。このモデルは様々なモデルを積み重ねてきているシリーズのため、他のモデルというものも中古市場に多く流通している。最も多く流通しているのは2008年モデルおよそ200万円から230万円ほどで取引されており、新車の価格とあまり変わらないというような価格設定となっている。今回ご紹介している2011年モデルも非常に流通しているが、なんと金額は280万円から300万円ほどだ。なぜこのような金額になっているのかというと、もともと流通している台数が少ないため、プレミア価格になっているというのもあるが、前のオーナーがカスタムを施しているため、そのカスタム費用やパーツ代というもの計算すると、新車時の価格より高くなるという査定をしているバイクが多い。金額が高く、なかなか手につきにくいバイクだが、そのカスタム性などに惚れ惚れしている人が多いため、今後も中古で出てきたとしてもすぐに売れてしまうようだ。