FXDG1340、超ヴィンテージバイク

ハーレーダビッドソンのFXDG1340 DISC GLIDE[ディスクグライド]はインターネットで調べてもなかなかその情報が出てこないバイクの一つ。一体なぜなのだろうか？まず情報が出てこない大きな理由としてはFXDG1340 ディスクグライドは日本国内にあまりにも流通していないということだ。元々がFXDG1340 ディスクグライドは日本展開をメインとして作られたバイクではなく基本的には海外での展開だったである。FXDG1340 ディスクグライドはハーレーダビッドソンの中でも珍しい型番ではあるが、ほとんどはハーレーダビッドソンでもおなじみのワイドグライドと共通の仕様なのである。何が違うのかというと、リアのホイールがハーレーダビッドソンのファンであればお馴染みのバイクであるファットボーイのようなディスクホイールを採用しているのである。ディスクホイールを使われたワイドグライドそれがFXDG1340 ディスクグライドだったのである。製造は今から何十年も前の昔。未だに非常に流通台数が少ない、ハーレーダビッドソンの中でも類を見ない超ヴィンテージバイクである。







とにかくレア車種、相場も不明？

FXDG1340 ディスクグライドはワイドグライドシリーズの限定版という位置づけのほうが正しいかもしれない。ワイドグライドシリーズのリアタイヤにアルミのディスクホイールと黒のデュアルマフラー。当時は珍しかったベルトドライブを採用し、およそ1000台にも満たない少ない数でも流通だったと言われている。この時代のハーレーダビッドソンのバイクのことをシャベル時代のバイクと言われるが、この時代は今で言う超レアなバイクというものが多く見受けられた時代であった。その中の一つなのがFXDG1340 ディスクグライドなのである。

 

このように圧倒的なレア車種であるFXDG1340 ディスクグライド。もともとのワイドグライドは結構な数がビンテージバイクとして流通している。FXDG1340 ディスクグライドはそのワイドグライドの後輪がディスクブレーキになっており、前オーナーがただカスタムしただけなのかと思われがちだが、よくよくチェックしてみると、FXDG1340 ディスクグライドだったということがたまにあるようだ。純正のFXDG1340 ディスクグライドは超レアなバイクのため中古市場でも金額が決められていない。実際に手に入れるとなった場合でも、いくらで買うことができるのかという相場金額が存在しないのである。





一握りのハーレーマニアにのみ許された嗜み

先ほどもご紹介した通り、買取業者側もFXDG1340 ディスクグライドとワイドグライドの違いが分からずに、ワイドグライドにディスクブレーキを装着しただけと勘違いしてしまう業者もいるほど。そのため、ほぼ間違いなくFXDG1340 ディスクグライドを手に入れるというのもかなり難しい状況と言っても過言ではないのである。

インターネットにも情報が載ってないFXDG1340 ディスクグライド。なぜ載っていないのかというのを紹介させていただいた。ハーレーダビットソンでおなじみのワイドグライドシリーズの限定版と位置づけられ、後輪がディスクブレーキなっているという特徴からワイドグライドの改造車なのではないのかとよく思われがちである。

しかし、れっきとしたFXDG1340 ディスクグライドという型番が設定されており、その流通量は圧倒的な低さとなっている。一説によると国内に流通した数は1000台以下とのこと。それを手に入れるとなるとかなり難しくなってくるだろう。FXDG1340 ディスクグライドを判別するための方法は数十年前のワイドグライドシリーズに似たフォルムで後輪がディスクブレーキなるかどうかだ。

ハーレーダビッドソンに長けた人でなければ、判別ができないほど珍しいバイクだけに、FXDG1340 ディスクグライドを買うならハーレーに長けた中古バイクショップに行くか、間違いないと証明できる個人から手に入れるしかないだろう。詳しくないところで買った場合、違うバイクを手に入れてしまう可能性があるので要注意だ。