XL1200R [スポーツスター]

 2019-03-21 / 169 view

XL1200R 車体

XL1200R、不動の人気

XL1200Rは、ハーレーの中では常に人気の上位にあり、30ものラインナップがあるモデルだ。初代のスポーツスターは1957年、51年も前に誕生している。アメリカに進出して若者に人気を博していたトライアンフなどの英国車に対抗し、スポーツ性能を高めたハーレーとして開発されたのがスポーツスターのルーツだ。

「スポーツ」という名を冠してはいるものの、現在の水冷4気筒スーパースポーツなどとは性能的には比べものにならない。しかし、アクセルを回せば回しただけ突き進んでいくフィール感や力強いアイドリングなどに定評があり、ハイスペックなマシンがいくらでもある中でスポーツスターを選ぶユーザーが後を絶たない。

また、スポーツスターを「ビックツインモデルの廉価版」と捉えて選ぶ人も多いのは確かだが、スポーツスターの魅力はビックツインとは別のところにある。ハーレーの中でも異質の魅力を持つのがスポーツスターなのだ。

XL1200R エンジン

17Lタンクで外見を一新

注目すべきなのは足回りとブレーキの充実。
エンジンなどの機能面に大きな変更はない2008年モデルのXL1200Rは、スタイル面では従来の12.5Lタンクから17Lへと大柄なタンクが採用され、見た目の印象は大きく変わった。

1,200ccのスポーツスターモデルは4種類あるが、XL1200N以外の1200シリーズはすべて17Lタンクを装備している。一方883ccのシリーズは12.5Lタンクを装備するのが中心。
トルクフルでロングツーリングを楽々とこなしてくれる1200シリーズの場合は、伝統的なスタイルを守り続けるよりも航続距離が重視されたのであろう。

ブラックアウトされたOHV1,200ccエンジンは、ビックツインのツインカムエンジンがその名の通り2つのカムで制御されるのに対し、バルブの開閉を4つのカムで制御する。これによりさらにスポーツ向きのエンジンとなっているのだ。

この4カムがスポーツスターのエンジンの特徴。現在ではもはや高性能とは言えないが、1957年の初代スポーツスターの登場以来守り抜かれている伝統的な機構なのだ。

XL1200R シート

ファンを裏切らないトルクフルなエンジン

旧車のスポーツスターに初めて乗ると、エンジンに違和感を感じる人も多いが、そのような不快な振動も一切なく、トルクフルに回るエンジンへと進化している。これはスポーツスター独自のエンジンフィーリングがOHVエンジンとこの4カムによるところが大きい。

走りはじめると、エンジンはスムーズに回りはじめる。以前のモデルに比べるとエンジン回転がスムーズになっているが、ノーマルのインジェクションデータが何度か変わっており、より思考された結果であるのではないだろうか。

試しにアクセルを全閉、全開にしてみると、タイミングが少し遅れてエンジンはスロットル操作に反応を示す。インジェクションでスムーズな反応ができないはずはないので、わざと以前のキャブレターモデルのような仕様にしてあるようだ。

XL1200R ハンドル

無駄のない細部が光る

こういった細部の仕様にもこだわって設計されているのは「さすがはハーレー」と言ったところだ。これらのスムーズ過ぎない設定や、ワインディングを走ったときに綺麗に無駄なく曲がれたことなどはバイカーを気持ちよく感じさせられるひとつのエッセンスである。

2004年以降のモデルではフレームが大型化され、各部の剛性は確実に向上している。足回りは決して高級なパーツではないが前後のバランスがしっかり取れているのだろう。XL1200Rは思った通りのラインで曲がることができ乗り手が正確に操作してやればきちんと応えてくれる優秀なバイクだ。
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