出典：http://www.motorcyclecruiser.com/2006-harley-davidson-fxdi-dyna-super-glide

FXDl、お手頃でもパワー絶大

ハーレーダビッドソンのダイナシリーズといえば有名なハーレーダビッドソンのラインナップのひとつ。その内のFXDl DYNA SUPERGLIDE[ダイナ スーパーグライド]は他のシリーズの中でも人気の車種だ。そんなFXDl ダイナ スーパーグライドはどのような特徴を持つバイクなのか？　詳しくご紹介する。

ハーレーダビッドソンのFXDl ダイナ スーパーグライドは年を重ねるにつれ新しい年式をリリースしてきたシリーズとなっている。今回、主にご紹介するのは2005年に発売された2006年モデル。具体的には2005年の9月13日に発売。メーカー希望小売り価格は166万円。全長は約2.4m 。エンジンの総排気量は1449cc となっている。

FXDl ダイナ スーパーグライドは1999年にダイナファミリーの中でもいち早くツインカム88エンジンという信頼のエンジンを導入したことでも有名だ。そんなFXDl ダイナ スーパーグライドの2006年モデルはフルモデルチェンジが行われた年式であり、従来の魅力を持ち合わせつつ、さらに様々なメリットを加えて大幅なパワーアップを果たした。にもかかわらず、価格は改定され金額が安くなったせいか、ハーレーのバイクにしては手に取りやすい166万円という金額を実現した。

フルモデルチェンジを愛せるか否か

FXDl ダイナ スーパーグライドの2006年モデルは新型の6速トランスミッションヘリカルギアを搭載し、フレームは新規設計。内径49ミリのフロントフォークは極太というめずらしい造りとなっている。また、新たに電子燃料噴射装置と呼ばれるESPFI というものも新規採用しており、始動性もよくハーレーダビッドソンのバイクで珍しい燃費も向上されているという優れた作りとなった。

また、排気ガスを少なくすることも成功。そんなFXDl ダイナ スーパーグライドの2006年モデルはモノトーンカラーを中心に四色をラインナップしている。

FXDl ダイナ スーパーグライドを買った人の生の声としては、今までのFXDl ダイナ スーパーグライドシリーズとは一線を画したそのデザインや機能というものに惚れ惚れしたという声が非常に多かったですですが、いい点というものは人によっては悪い点になってしまうのか、あまりにもフルモデルチェンジし過ぎて今までのFXDl ダイナ スーパーグライドシリーズの良さというものが消えてしまったという声もあるようだ。

しかし、多くのハーレーダビットソンのファンには歓迎されており、走行性能やデザイン、カスタム性を評価されつつもハーレーダビッドソンにしてはお安く買い求めることができる価格についても高評価を得たバイクとなっている。

新たなハーレーの可能性へ

そんなFXDl ダイナ スーパーグライドは2006年式以外にも様々な年式がラインナップしている。中古市場で最も流通しているのは、今回ご紹介した2006年モデル。安いものは80万円のものから高くて120万円ほど。なぜこんなに価格差があるかと言うと、程度が悪いものや傷が入っているものというものは安くなってしまう。また、独自のカスタムをすすめ、もともとの金額よりも付加価値を高めたバイクもあるためこのように中古市場も金額の幅が広がっているようだ。

FXDl ダイナ スーパーグライドは従来のダイナスーパーグライドシリーズとは一線を介したフルモデルチェンジが行われた意欲的なバイクだ。新設計のフレームや極太のフロントフォークはそれまでもシリーズとは一線を画しており、非常にかっこいいシルエットとなっている。今までなかった新規の機能もさまざま追加されているため、新たなハーレーダビッドソンの可能性を示したバイクの一つと言っても過言ではないだろう。