FXDXT ダイナ スーパーグライドTスポーツ
2024-11-17 / 953 view
出典:http://orangespeedshop.blogspot.jp/2012/05/blog-post_18.html
FXDXT、ワインディング好きにも初心者にも
FXDXT DYNA SUPERGLIDET-SPORT [SグライドTスポーツ]はスポーツモデルと言われている。ハーレーで珍しいスポーツタイプ。何がスポーツモデルのかというと、その乗り回し。乗るのに独特のコツがいると言われるハーレーシリーズの中で初心者でもある程度、乗りまわしやすいことで評判なのがFXDXT SグライドTスポーツなのだ。
ハーレーでは珍しいカウルが標準装備されており、長時間のツーリングでも疲れを感じることがない。ワインディングが好きな人にとっては非常にうれしい仕様。また、ハーレーの特徴である、エンジン音ですが、のFXDXT SグライドTスポーツはフレームとエンジンの相性がいいため、非常に魅力的なエンジンの鼓動を感じることができる。
ゆっくり走って楽しいというバイクはなかなか存在しませんが、このFXDXT SグライドTスポーツはそれを感じることのできる稀有なバイクだ。リヤタイヤには収納用のバックも標準装備されており、それらのバックは着脱をすることも自由に可能。
やはり収納があるのと無いのではだいぶ違いがある。一部のバイクファンからハーレーの弱点1つとも言われていたその乗り、心地というものを徹底的に考えられ、どうすれば乗り心地が良くなるのかという研究を重ねたスタッフの心意気というものが感じ取れる。
デザインを磨くのはあなた次第
そんなFXDXT SグライドTスポーツにも残念な点がないというわけではない。リヤタイヤについている収納を、欲を言えばもっと容量があっても良かったのではないかと思う人も多いようだ。ハーレーダビッドソンの他のシリーズでもリヤタイヤに収納が付いている車種は多く見かけるが、それに比べるとFXDXT SグライドTスポーツは少し寂しいと言わざるを得ない。
また、他のハーレーの車種と比べて、シートのデザインが不評であり、厚みが少しありすぎて不細工なのではないかと言われる事も多い。風防効果があるものの、あまり高いとは言えないだろう。
位置を調整することができるが、調整すればするほど、風防効果が感じられないというジレンマに陥ってしまうこともあるようだ。せっかく付いている風防効果だが、デザインがよくなく、これを取り外した方がいいのではないかと思う人は多い。
とにかくこのFXDXT SグライドTスポーツの不満点を挙げるとたいていの人がデザイン性について答える。ハーレーダビッドソンといえば、燃料タンクのフレイムスタイルを思い描く人は多いが、このシリーズを採用してないため、ハーレーらしさが消えてしまっていると思う人も多い。
しかし、このFFXDXT SグライドTスポーツはその乗り心地というものが非常に他のハーレーとは一線を介しているため、カスタムをすることによって、これらの弱点というものを払拭してる人もいる。
メンテ必須の貴重車種
そんなFXDXT SグライドTスポーツを中古で買う場合、日本ではあまり流通しなかったという理由から台数自体があまり多くない。しかし、ハーレーには珍しいその乗り心地を体験したいという人はいまだに根強く、どうにかしてこれを中古で手に入れたいという人も少なくない。
しかし、元々流通量が少ないため、出ては売れて繰り返している車種ではあるので、見つけたらすぐに手をつけるという覚悟で探すことが必要になってくるだろう。
最も流通しているのは2002年式。FXDXT SグライドTスポーツの2002年式はこのシリーズの中でもクオリティーが高いという評価を受け、日本国内でたくさん売れたため、中古市場でも手に入りやすいという状況となった。
2002年式とは言え、10年以上前の車種であるため、完全の状態で手に入れることは非常に難しく、メンテナンスが必要な状態での販売となるだろう。購入した代金以外にも、メンテナンスなやカスタム代というものがかかるという覚悟の元、FXDXT SグライドTスポーツを探さなければならないだろう。