FLSTC HERITAGE SOFTAIL CLASSIC[ヘリテイジ ソフテイル クラシック]
2024-11-21 / 593 view
FLSTC、長いツーリングにも
ハーレーダビッドソンのFLSTCヘリテイジソフテイルクラシック2016年モデルは2015年9月に発売されました。全長は約2.4m 、全幅は約1m 、全高は約1.4m と他のハーレーダビッドソンのバイクに比べて全高がやや高めになっています。エンジンの総排気量は1689cc 。ハーレーダビッドソンのラインナップの中でもかなりの総排気量を誇ります。当時のメーカー希望小売価格は240万円。ハーレーダビッドソンのラインナップの中でも金額が高いバイクとなっています。
ハーレーダビッドソンのFLSTCヘリテイジソフテイルクラシックの2016年モデルはさらに進化したエアクールドハイアウトプットツインカム103B エンジンを搭載しており、その排気量は1689cc とすさまじいものがあります。ソフテイルファミリーといえば全てにABS を採用しています。このFLSTCヘリテイジソフテイルクラシックも、ソフテイルファミリーのためもちろんABS を搭載しています。従来のシリーズに対してフルフェンダーとシートをデザイン変更したためこの2016年モデルから新しいデザインになっています。サドルについているバックも新しいデザインに変更されてはいますが、ハーレーらしさを失わないクラシックなスタイルを元に作られているため、往年のハーレーファンにも納得いく仕上がりとなっています。新しく採用された機能は、エレクトロニクスロットルコントロールシステム。このシステムとリンクしたオートクルーズコントロールが心地よい走行性能を発揮します。ハーレーダビッドソンのバイクの特徴でもある低い重心。これらの特徴をうまくいかせることができるその設計は長いツーリングにも向いた最適なバイクに仕上がっています。
初心者には困難も
ハーレーダビットソンのFLSTCヘリテイジソフテイルクラシックを実際に購入したユーザーはどのような印象をこのバイクから受けているのでしょうか?まず不満点として挙げられているのは、その走行性能です。他のメーカーのバイクに比べても大きなバイクが多いハーレーダビッドソンですが、このFLSTCヘリテイジソフテイルクラシックは他のバイクに比べて大きなバイクとなっています。そのため初心者には乗り回しが難しく、初めてハーレーを乗るという人がいきなりこのFLSTCヘリテイジソフテイルクラシックを乗って、その乗り回しの難しさにびっくりしたという人は多いようです。ですがハーレーのバイクに慣れてる人からすると、走行性能は他のハーレーのバイクよりもよく、往年のハーレーダビッドソンのデザインを踏襲したそのクラシックなデザインに心惹かれている人は多いようです。
希少価値大、高まる期待値
ハーレーダビッドソンのFLSTCヘリテイジソフテイルクラシック。今回ご紹介したのは2016年モデルですが、その他のモデルも沢山あります。実際に中古市場を見てみると様々なモデルが溢れているのですが、特に多く見かけるのは2003年モデルから2004年モデルのもの。およそ120万円から150万円で取引されています。今から10年以上前のバイクのため、走行距離が増えてしまっているというのがこの金額がついた理由のようです。1997年モデルなども中古市場に出ているのですが、価格は170万円と割と最近のモデルとあまり金額は変わりません。今回ご紹介した2016年モデルは最新型ということもあり、まだ中古市場には出回っていないようです。最も安く手に入れたとしても100万円ほどは絶対にかかるモデルのため、100万円以下でハーレーダビッドソンのバイクに乗りたいという人にとっては手に入れる事は難しいバイクとなっています。