バイクカスタム基礎知識(マフラー編)

 2024-11-25 / 2403 view

バイクの醍醐味と言えばやっぱり個人でカスタムできるところです。なかでもライダーが口をそろえてカスタムしたくなるパーツはダントツでマフラー。

排気音を自分好みの音色に変えることは男のロマンでもあります。

でもバイクを始めたばかりの人は…

・マフラーっていろいろ種類があるのでは?
・メーカーは何を選べばいいの?
・海外のマフラーってどうなの?

など、ひとえにマフラーと言っても基礎知識がない人にとっては購入に不安があるのも確かです。

それではここで一度マフラーの基礎をおさらいして、ゆくゆくは海外マフラーの世界に手を広げてみましょう!

もちろん海外マフラーも取り付け方は日本とほとんど変わりませんよ。

マフラーは大きく分けると「スリップオン」と「フルエキゾースト」の2種類
マフラーを選んでいるとき、同じメーカーの同じバイクのマフラーなのに値段に格差があるものが出てきますが、マフラーはおおまかに「スリップオン」「フルエキゾースト」の二種類に分別できます。
値段の格差はこの型の違い。この二つさえ抑えておけばまずは大丈夫です。

スリップオン
スリップオンはマフラーのサイレンサー部分を指します。スリップオンのメリットは手軽にカスタムできるところです。
サイレンサー部分のみの交換であるため、その日の気分に合わせて外装を変えることができるのが利点でしょう。
ただし、性能面はフルエキゾーストより期待できません。スリップオンだけで馬力がかなり上がるというわけではないので、見た目重視のファッション感覚で選んでもOKです。
気軽にバイクの見た目を変えたいときに有効ですね♪

フルエキゾースト
エンジンの根本からサイレンサー部分まですべてを称してフルエキゾーストを言います(略してフルエキ)。
マフラーと呼ばれる部位をすべて交換するため、性能面の向上やノーマルより車体を軽くしたいのであれば断然フルエキです。
しかし、フルエキを交換すると燃調が崩れるためエンジン側で調整しないと性能が上がりません。カスタムの知識が要りますね。
交換する部位が大きいため見た目もガラリと変わります。よって愛車の雰囲気にあったフルエキを選びましょう。
サーキットレベルで速さを求めるならフルエキですね。
フルエキよりは値段が張りますがバイクに慣れたらぜひ交換してみましょう。

海外のおすすめメーカー
アクラポビッチ(Akrapovic)
世界で知らない人はいないのでは!? と思うほど有名な説明不要の超一流メーカー。1本のマフラーを制作するために数百回のベンチテストを行って高性能マフラーを生産します。
気になる性能面はBMWのお墨付き。BMWのバイクで純正採用されるほど高品質と信頼を獲得しています。

レオビンチ(LeoVince)
「安い・キレイ・高性能」の三拍子が揃うレオビンチ。創業60年以上の歴史を持つイタリアSITO(シトー)社の高性能バイクマフラーブランドです。
マフラーの年間生産量はヨーロッパNo1であり、その数なんと120万本!ここまで生産できるメーカーは珍しく、卓越された技術力が期待できます。さらに、さすがオシャレの本場イタリアということもあり、マフラーのデザインも高評価。
あなたの愛車にイタリアの風を吹かせましょう!!

アロー(Arrow)
世界のレースで多くのライダーに愛用されているアロー。
厳格な規制で有名なヨーロッパの新基準に適合するなど、その確かな技術力と信頼は常にトップを走り続けています。
国内での価格はおよそ15万前後ですが、セカイモンではいったいいくらで出品されているでしょうか?気になる方はぜひセカイモンでチェックしてみてください♪

まとめ
マフラーの基礎知識と各メーカーをまとめてみました。どのメーカーも個性豊かな特徴を持ってますね。マフラーは海外メーカー勢が強いので、セカイモンであればさらにマニアな商品まで置いてありますよ。
バイクの個性がでるのはマフラーですから一番こだわりたいところですね♪

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