TOURING FLHTCU1340 ULTRA CLASSIC ELECTRAGLIDE

 2024-11-12 / 573 view

FLHTCU1340 ULTRA CLASSIC ELECTRAGLIDE 車体
出典:http://www.totalmotorcycle.com/motorcycles/2013models/2013-Harley-Davidson-FLHTCU-UltraClassicElectraGlide.htm

FLHTCU1340、410kgの怪物

伝統のVツインの鼓動、そして滑らかな加速とゆったりとしたポジショニングが最高なバイクである。
現車はチューニングをしているので本国USAのパワーがあり、粘りのあるトルクを楽しむことができる。
しかしこのモデルによくあることだが、410kgの重さを取り回すためにはやはり覚悟が要ることは間違いなさそうだ。ウルトラを操るには日々の筋トレがかかせないというオーナーもいる。これまで多くの大型の国産や逆輸入車に乗ってきたというバイカーですら、このハーレーはバイクとして色々な意味で別格だとくち口に語る。タンデムする機会が多い方なら、迷わずにウルトラが間違いないと思われる。
タンデムツーリング用に選択した車種なので後ろでたとえ居眠りしてもツアーパックやスピーカーポッドとライダーバックレストに挟まれ落ち難いはずである。またヤッコカウルでは急な雨・風が凌げるのである。ラゲッジスペースが大きく且つツアーパックの上にもデカいバッグ等を括り付けられるので遠出のツーリングにおいても不自由はまったくしないはずだ。
FLHTCU1340 ULTRA CLASSIC ELECTRAGLIDE オイルクリーナー
とりあえず乗る価値あり

しかしフロントアッパー周りが重いせいで、低速での走行は非常に不安定となってしまう。各年代で良し悪しは有ると思うが、ソレもこのバイクではひとつの味にしか過ぎないのだ。好きなバイクが「ハーレー」だったらとりあえず乗ってみる価値は十分にあるはずだ。最新型を追いかけるのも、ビンテージに向かって行くのも素敵なことである。持ち手の気持ちに際限なく応えてくれるバイクだと信じて乗るべきである。どんなに乗っても疲れないし、乗って良し!眺めても良し!といった魅力がつまっている反面、重い!とにかく重い!バックギアつけないと駐車などがキビシイという声もよく耳にする。あきらかに他のモデルにない利点としては・荷物が大量に積める(キャンプ時にも積載量最高を誇る)・乗っても眺めても飽きない!・高速走行のオートクルーズもポイントだ。それに優越感がハンパないこと。大型であることと、走行時の安定感。心豊かな時間が楽しめるだろう。夫婦でタンデムツーリングをして楽しむことだってできる。ハーレーに乗って揺れているだけでうれしい。
FLHTCU1340 ULTRA CLASSIC ELECTRAGLIDE フォークシール
デカイ!ゴツイ!ハーレー!

デカイ!ゴツイ!ハーレーのフラッグシップモデルを持ちたいという方にはぴったりのバイクだ!
そして意外にこれだけの構造設備にしては安いという利点も。さらには優等生感。むしろロングツーには
こちらの方が安心だろう。おそらく、これからくるであろう色々な楽しみへの期待感。今まで、400ccのクルーザータイプにしか乗ったことがないのであれば、あの重量感とパワーには驚かされるのである。正直、立ちごけしてしまうこともあるだろうし、低速がフラついてしまう・・・なんてこともよく聞く。
当たり前だが、ハーレー初心者でいきなりはかなり取り回しに苦労すると思われ注意。慣れないうちは間違ってもガッツリFブレーキを踏むのは、必ずやめることだ。なにはともあれ旅バイクを目的としたHarleyライフを送りたいユーザーにとっては、収容力は貴重。もっともハーレー以外にはあり得ないと実感できる項目が多数感じられるはずだ。

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