FLSTS ヘリテイジ スプリンガー
2024-12-11 / 1829 view
FLSTS、待望の復刻版
ハーレーダビッドソンのバイクの中でも様々なシリーズというものがあり、昔から今まで続くシリーズの車種というのもあれば、昔の人気車種を今の技術で復活させた人気車種と言うものもあります。今回ご紹介する車種はハーレーダビッドソンのFLSTS HERITAGE SPRINGER [ヘリテイジ スプリンガー]です。昔ながらの車を復刻させたFLSTS ヘリテイジ スプリンガー。どのようなバイクなのか詳しくご紹介していきます
ハーレーダビッドソンのFLSTS ヘリテイジ スプリンガーは2002年に発売されました。全長は約2.4m 、全幅は約0.95m 、全高は約1.2m 。エンジンの総排気量は1449cc で、当時の名鑑希望小売り価格は240万8000円でした。このFLSTS ヘリテイジ スプリンガーは1940年代のハーレーダビッドソンが提供していたリジットフレームとスプリンガーフォークの当時の組み合わせを今の技術で使ってみたらどうなるのかというのが再現した車種。昔のバイクを現代の技術で再現したらというハーレーダビッドソンのファンの妄想を実現したようなバイクとなっています。
昔の良さを残しつつ改善
スプリンガーフォークは16インチ。あらたに再設計されました。そんなスプリンガーフォークはボトムリンクのため、作動性が非常によく、乗り心地が格段にアップしました。ライト周りはパッシングライトを採用。リアタイヤには革製のサドルバックを搭載し、シートとの相性もエンボス調のバックのため相性も抜群。往年のヴィンテージモデルを踏襲したトゥームストーン型のテールランプも搭載しています。特徴的なデザインとしては魚の背びれのようなフィッシュテールのマフラーエンドを搭載しています。
ロングドライブ愛好家のために
FLSTS ヘリテイジ スプリンガーを買った人たちはどのような印象をこのマイクに持っているのでしょうか? まず、金額が高いと思った人は多かったようです。ハーレーダビッドソンのバイクは他のバイクに比べて少しお高めになってしまいます。このバイクも新品で買った場合、普通車が普通に買える金額があるためか、その価格に抵抗した人は多いのです。また、走行性能的に他のハーレーダビッドソンのシリーズに比べて、ロングドライブに向いているが、街乗りに向いてないという声もあったようです。ですが、そのカスタム性は初期装備の多さというものが非常に評価されており、自分自身で好きなバイクに仕上げられると評判です。また最初から収納などがついているため、ロングドライブや長い時間のツーリングに向いていると言われています。
復刻版もまた名車へ
今回ご紹介しているFLSTS ヘリテイジ スプリンガーは2002年式です。FLSTS ヘリテイジ スプリンガーも他の年式がたくさんあります。中古市場を見てみると、最も流通しているのは1997年式。金額としては190万円から250万円で流通しています。カスタム性が高いということから前のオーナーが多くのカスタムを施したFLSTS ヘリテイジ スプリンガーが多く、金額にこれだけの差が出てきているようです。肝心の2002年式については中古市場でもあまり流通していないようで、どちらかというと2002年式の中古市場で見れたら、ラッキーと思えるような状態になっています。FLSTS ヘリテイジ スプリンガーがカスタム性が高いことからノンカスタムでの中古市場に出るということはほぼありません。そのため、自分の嗜好にあったカスタムが施されているのか、というのは必ずチェックした方がいいでしょう。
ハーレーダビッドソンのFLSTS ヘリテイジ スプリンガーは、今の技術を使っての往年の名車を再現したらどうなのか?というコンセプトのもと開発されました。そのカスタム性の懐の大きさから、このバイクを名車と評してる人は非常に多いようです。