FLHR3 CVO ROADKING
2024-11-11 / 387 view
出典:www.goobike.com
FLHR3、ザ・ハーレーザ・ハーレーともいえる「ロードキング」シリーズのCVOが2007年モデルとして国内でも発売されるらしい。ロードキング好きのユーザーならば、当時一目でも見ようとショップへ駆け込んだ人も多いのではないだろうか。
実は他の記事にて、CVOは2008年モデルより国内デビューという風に記載してある。正式にCVOが国内で認識されているのは2008年モデルからだと思うのだが、その前の2007年に台数限定として発売されたようだ。流通台数は75台と非常に少なく、当時手に入れられた人はレアな方だと思われる。
タンクやフェンダーには金箔
そのため、10年近く経った今でも希少車として知られている。もし見かけた方は非常に幸運の持ち主だ。さらにこのFLHR3を店頭で見つけたら、次に見かけられるのはいつになるか分からないため、即決することをオススメする。。
カラーは「ブラック系」「ブルー系」「レッド系」の3パターン。タンクやフェンダーには金箔が使われており、高級感が感じられる。どのカラーも、実物は写真よりも美しく輝いている。本国アメリカでは1800ccのエンジンだが、日本版のCVO FLHR3はツインカム96エンジン搭載の1584ccの排気量となっている。
まるで高嶺の花の女性
ロードキングといえば、ツーリングファミリーの中でもシンプルな外観が魅力となっている。ツーリングファミリーといば、大きなフェアリングにオーディオサウンドシステムというイメージがあるが、ロードキングはクロムパーツのイメージを強く意識させるデザインが特徴だ。しかし、ツーリングファミリーの一員として、満足できる装備が搭載されている。
国内における、本当の初代CVOのロードキングであるFLHR3。CVOとは「カスタム・ヴィークル・オペレーション」の頭文字からなっている。ハーレー社が考えうる最高のカスタムを施したのがCVOである。純正専用パーツをふんだに使い、オリジナルのカスタムペイントを施し、プロフェッショナルが1台1台手作業で組み立てカスタムする。CVOはファクトリーカスタムの最高峰と言えよう。
ノスタルジックな雰囲気が漂い、そのハーレーらしいフォルムから人気が高いロードキングのCVO FLHR3。クロムパーツの存在感がたくましく、威風堂々たる出で立ちは誰もが惹きつけられることであろう。ヘッドライトもまた、個性的な雰囲気を増す要因となっている。
デタッチャブルウインドシールドは脱着が容易であるため、用途によって使用をチョイスできる。カスタムレザーサドルバックとレザーシートにはエンボス加工が施されているなど、素材までこだわり抜いている。そして後ろ姿もまた凛々しく逞しい。がっしりしており、惚れ惚れしてしまう。
もちろん、乗り心地もきっとあなたを満足させてくれるだろう。ツインカム96エンジンはカムシャフトが軽量化されている。とても小さな変更点のようだが、これにより振動が以前のツインカム88エンジンよりも抑えられている。しかし、ハーレー独特の鼓動感は残されているため乗り心地も楽しめる。
大きな排気量ながらもインジェクション化されているので燃焼効率も上がり、始動もスムーズである。そのため、街乗りとしても以前より一層気軽に使うことができるようになった。
高級感あふれるファクトリーカスタムではあるが、より身近にロードキングを感じられるCVO FLHR3。しかし手に入れるのは至難の技ということで、まるで高嶺の花の女性のような存在に思えてくる。